PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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付録A 留意事項 | > A.2 注意事項 |
ボリュームのブロック型特殊ファイル /dev/sfdsk/クラス名/dsk/ボリューム名 は、ボリューム作成時に作成され、ノードを再起動するたびに再作成されます。
ボリュームのブロック型特殊ファイルのアクセス権は、以下のように設定されます。
所有者:root
グループ:root
モード:0600
アクセス権を変更する場合は、変更するコマンドを記述した起動スクリプトを作成し、GDS の起動スクリプト /etc/*.d/*sfdsk* よりも後に実行されるように設定してください。
以下に、例を示します。
#!/bin/bash # chkconfig: 2345 73 61 ・・・(1) # description: chgperm - change GDS volume permission ・・・(2) . /etc/init.d/functions start() { /bin/chown gdsusr:gdsgrp /dev/sfdsk/Class1/dsk/Volume1 ・・・(3) /bin/chmod 0644 /dev/sfdsk/Class1/dsk/Volume1 ・・・(3) return } stop() { return } case "$1" in start) start ;; stop) stop ;; restart) stop start ;; *) echo "Usage: /etc/init.d/chgperm {start|stop|restart}" ・・・(4) ;; esac exit 0 |
Red Hat Enterprise Linux 5 以降の場合、GDS をインストールすると、この起動スクリプトのサンプルが /etc/opt/FJSVsdx/etc/chgperm.sample にインストールされます。このサンプルは、コピーを作成し、環境に合わせて編集してから使用してください。
記述内容の説明:
(1) (2) の記述内容の詳細は、chkconfig(8) を参照してください。
ファイルのアクセス権を変更するコマンドの詳細は、chown(1) および chmod(1) を参照してください。
以下の手順で設定します。
起動スクリプトを、/etc/rc.d/init.d/スクリプト名 というパスに配置します。
以下のコマンドを実行して、起動スクリプトを登録します。
# chkconfig --add スクリプト名 |
2. のコマンドを実行すると、以下のシンボリックリンクファイルが作成されます。
/etc/rc.d/rcランレベル.d/S起動優先度 スクリプト名
/etc/rc.d/rcランレベル.d/K停止優先度 スクリプト名
起動スクリプトの設定方法の詳細は、chkconfig(8) を参照してください。
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