PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版)
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第5章 操作> 5.3 運用

5.3.6 コピー操作

コピー操作は、ミラーボリュームの等価性コピーを操作するための機能です。

コピー操作には、以下のものがあります。

■コピー開始

「コピー中止」操作などにより、"invalid" または "copy-stop" 状態になったスライスをボリュームに組み込み、等価性コピーを行います。

"copy-stop" 状態のスライスについては、中断時点からコピーを再開します。

  1. 等価性コピーを行うボリュームの選択

    GDS 構成ツリーフィールドまたはボリューム情報フィールド上で、対象となるボリュームをクリックして選択します。


  2. 「コピー開始」の選択

    メイン画面の [操作]:[コピー開始] を選択します。

    [図: コピー開始]

    以下の確認画面が表示されます。

    処理を続ける場合は、<はい> をクリックします。<いいえ> をクリックすると、コピー開始処理を取り消します。

    [図: コピー開始確認画面]


  3. 「コピー開始」完了通知

    <はい> をクリックすると、以下のコピー開始完了通知画面が表示されます。

    [図: コピー開始完了通知画面]

    「コピー開始」操作ができない状態
    複数のボリュームを選択した状態では、「コピー開始」操作はできません。

     

■コピー中止

等価性コピー中のディスクアクセスによる業務への影響を防ぐために、コピーの実行を中止します。

コピーを中止したスライスは "invalid" 状態になります。正常な状態にするためには、「コピー開始」操作を行ってください。

  1. コピーを中止するボリュームの選択

    GDS 構成ツリーフィールドまたはボリューム情報フィールド上で、"copy" 状態のボリュームをクリックして選択します。


  2. 「コピー中止」の選択

    メイン画面の [操作]:[コピー中止] を選択します。

    [図: コピー中止]

    以下の確認画面が表示されます。

    処理を続ける場合は、<はい> をクリックします。<いいえ> をクリックすると、コピー中止処理を取り消します。

    [図:コピー中止確認画面]


  3. 「コピー中止」完了通知

    <はい> をクリックすると、以下のコピー中止完了通知画面が表示されます。

    [図: コピー中止完了通知画面]

    「コピー中止」操作ができない状態
    複数のボリュームを選択した状態では、「コピー中止」操作はできません。



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