Linkexpress メッセージ集
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第2章 データ転送機能のメッセージ(TRxxxxx)> 2.2 メッセージ詳細(データ転送機能)>  TR14xxx〜、TR24xxx〜、TR34xxx〜

TR14032,TR24032,TR34032

Communication error(protocol_name,code)


通信エラーが発生しました(protocol_name,code)

[メッセージ種別]

エラー

[メッセージの意味]

通信エラーが発生しました。

[パラメタの意味]

[オペレータの処置]

出力されている理由コードを確認し、エラーの原因を取り除いてください。

相手システムの出力メッセージを確認し、エラーの原因を取り除いてください。

ジョブ結果通知処理の場合、ジョブ結果通知処理をリトライしてください。

回線の負荷状態により、以下の原因が考えられます。

応答側利用者プログラムで通信を行う場合、以下の原因が考えられます。

  1. 常駐型利用者プログラムによる応答側転送常駐型の場合、起動側システムが要求を発行する前に自システム(応答側システム)の利用者プログラムがgetinf()関数、またはInitializeメソッドで要求を待ち受けている必要があります。
    常駐型利用者プログラムについては、「利用者プログラム開発ガイド」の「5.5 転送監視型(応答側)利用者プログラムの動作例」を参照してください。
  2. 非常駐型利用者プログラムによる応答側転送

    非常駐型の場合、起動側システムの要求と連動してLinkexpressが応答側利用者プログラムを起動します。Linkexpressが利用者プログラムを認識できるようにネットワーク定義(path定義命令とappl定義命令)で通信パスと利用者プログラム(実行ファイル名)の関連付けを定義する必要があります。

相手システムがサポートしている機能により、以下の原因が考えられます。

  1. ジョブ連携機能のジョブ結果通知をサポートしていない相手システムとの連携

    ネットワーク定義または以下の箇所(注)でジョブ結果通知ありを指定したか、指定を省略している可能性があります。

    注) 業務定義の場合、ネットワーク定義の指定だけで決定します。
    ジョブ連携機能については、「運用ガイド」の「1.3.1 ジョブ連携提供機能」を参照してください。

  2. 途中再送機能をサポートしていないか、ネットワーク定義で途中再送なしを指定した相手システムとの連携

    ネットワーク定義または転送APIのsndfile()、rcvfile()関数で途中再送機能の利用を指定している可能性があります。途中再送はLinkexpress for Windows NT V1.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以前のサーバでは未サポートです。
    途中再送機能については、「運用ガイド」の「1.2.6 途中再送」を参照してください。

  3. SLCA圧縮機能をサポートしていない相手システムとの連携

    以下の箇所でSLCA圧縮を指定している可能性があります。SLCA圧縮はLinkexpress for Windows NT V1.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以前のサーバでは未サポートです。

    SLCA圧縮機能については「運用ガイド」の「1.2.8 転送データの圧縮」を参照してください。

ネットワーク定義とHOSTS(hosts)ファイルの記述に矛盾があります。内容を確認してください。

相手システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEのLinkexpress File TransferまたはDTSで、codeが "501 Syntax error in parameters or arguments."と出力される場合、相手システム側で無通信タイムアウトエラーが発生している可能性があります。一時的なネットワーク無通信の可能性があるため、起動側からファイル転送をリトライしてください。


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