Linkexpress コマンドリファレンス |
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第8章 ファイル転送コマンド |
ファイル受信コマンド
lxrcvfl -p 相手システム名 -o 自側ファイル名 [-e 拡張オペランド記述ファイル名] [-v 仮想ファイル名] |
ファイル受信コマンドは、自システムからの接続要求によって、相手システムからファイルを受信します。転送コマンド全般の利用方法や動作環境については、「運用ガイド」の「1.6 転送コマンド」を参照してください。
本コマンドはLinkexpress for Windows NT V1.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで実行可能です。
ファイルの受信相手である相手システム名を31文字以内の英数字で指定します。
相手システム名は、ネットワーク定義のnode定義命令のnameオペランドで指定した名前を指定してください。
ネットワーク定義簡易化機能を利用したファイル転送を行う場合は、 "ADDR=IPアドレス"の形式で指定してください。なお、IPアドレスはIPv4形式で指定してください。
受信する自側ファイル名を255文字以内の英数字で指定します。自側ファイル名としてネットワークドライブ上のファイル名は指定できません。
環境変数LXOFLPATHに受信ファイルの格納ディレクトリを設定することにより、相対パスでの指定ができます。
拡張オペランド記述ファイル名を255文字以内の英数字で指定します。環境変数LXEFLPATHに拡張オペランド記述ファイルの格納ディレクトリを設定している場合、相対パスで指定可能です。
拡張オペランド記述ファイル名については、「拡張オペランド記述ファイル」を参照してください。
オプションを省略した場合、コマンドは拡張オペランドの省略値で動作します。
仮想ファイル名を255文字以内の英数字で指定します。オプションを省略した場合、拡張オペランド記述ファイルの指定値が採用されます。
仮想ファイル名については、「運用ガイド」の「1.2.3 仮想ファイル名の指定方法」を参照してください。
また、本オプションと拡張オペランド記述ファイルのprtfileオペランドを同時に省略した場合は、-oオプションで指定した自側ファイル名が仮想ファイル名として採用されます。
なお、仮想ファイル名に相手システム側の実ファイル名を指定する必要がある場合、環境変数LXVFLPATHに相手システム側の受信ファイルの格納ディレクトリを設定することで、相対パスによる指定ができます。
0 : 正常に終了しました。
4 : 正常に終了しましたが、警告エラーがあります。
8 : 異常終了しました。
12 : システムエラーが発生しました。
仮想ファイル名は以下のLinkexpressサーバで指定可能です。
受信ファイルと同名の既存ファイルがあり、かつファイル受信中に何らかのエラーが発生した場合、既存ファイルのデータ保証はできません。あらかじめ受信ファイルの内容を退避することをお勧めします。
ネットワーク定義簡易化機能を利用したファイル転送はLinkexpress V4.0L10相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで指定可能です。
相手システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEの場合は、「運用ガイド」の「1.2.4 相手システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEの場合の仮想ファイル名指定方法」を参照してください。
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