Linkexpress 運用ガイド |
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第7章 Linkexpressの操作 | > 7.5 GUIによる操作 | > 7.5.3 Linkexpressクライアント業務定義ウィンドウ | > 7.5.3.8 業務定義情報の設定方法 |
DBサービスグループ名は、定義登録時に必要となる情報です。DB連携機能ではDBサービスグループを単位としてDBサービスを操作/監視します。DBサービスの運用上一括して操作/監視する範囲を1個のDBサービスグループにする事をお勧めします。ただし、DBサービスグループは異なるシステム上に定義されたDBサービスを包含することはできません。
以下に示す命名規約に従ってください。
備考. DBサービス定義のオペランドにはDBサービスグループ名に対応する項目はありません。DBサービスグループ名はコマンドのオプションに対応する情報です。
一つの業務定義内に、複数の自側DB格納イベントまたは相手側DB格納イベントを作成する場合、同一のDBサービスグループ名を設定しないでください。
DB格納イベントを登録する際、業務定義で設定された順に、DBサービス定義の登録が行われます。同一のDBサービスグループ名が存在した場合、先に登録されたDBサービス定義の削除を実行し、新たにDBサービス定義を登録します。
誤った例)
START → DB格納イベントA(DBサービスグループ名A)
→ DB格納イベントB(DBサービスグループ名A)
→ DB格納イベントC(DBサービスグループ名A)
→ END
正しい例)
START → DB格納イベントA(DBサービスグループ名A)
→ DB格納イベントB(DBサービスグループ名B)
→ DB格納イベントC(DBサービスグループ名C)
→ END
上記の誤った例の場合、最後に登録したDB格納イベントCだけがDBサービス定義として残ります。DB格納イベントAおよびDB格納イベントBは、DBサービス定義の削除が実行されていますので登録されていません。この状態で定義体の取り出しを実行した場合、DB格納イベントAおよびDB格納イベントBは、取出すDBサービス定義が存在しないため、異常終了します。
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