Linkexpress 運用ガイド |
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第7章 Linkexpressの操作 | > 7.2 業務定義 |
業務の操作/監視は、業務監視ウィンドウから行う方法と、コマンドで実行する方法の2とおりがあります。業務監視ウィンドウからの操作/監視方法については「導入ガイド」の「付録E 環境定義ユーティリティ」を、コマンドの説明については「コマンドリファレンス」の「1.1 コマンド一覧」を参照してください。
業務の実行は、業務サーバごとに最大256業務まで同時に行うことができます。ただし、この数には処理中の業務の数だけでなく、保留中、中断処理中、および[業務中止]コマンドを投入していない異常完了の状態にある業務の数も含まれます。
自側DB格納イベントおよび相手側DB格納イベントを含む業務を起動する場合、格納先データベース起動など、データ格納処理に関する独自の事前操作が必要です、詳細は「7.3.1.2 データ格納処理の操作手順」を参照してください。
注)Linkexpress V3.0L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以前のサーバでは、同時に実行できる業務は最大100業務です。
業務監視は目的に応じて、以下の機能をご利用ください。なお、リアルタイムモニタに相当する業務監視用コマンドはありません。
業務の稼動状況を監視することができます。業務監視ウィンドウは、Linkexpressクライアント上で複数開くことができ、監視対象を表示情報のフィルタで絞り込むことができます。
例えば、制御サーバに接続しているクライアントで、業務サーバ台数分の業務監視ウィンドウを開いて、各ウィンドウごとに相手システムでフィルタすることにより、相手システムごとのリアルタイムモニタを用意することができます。
状態通知日時で示される時点の業務の実行状況、または、実行結果を確認することができます。なお、制御サーバから業務サーバの最新状況や処理結果を確認するには、業務サーバから最新状態を取得する必要があります。業務監視系コマンドで業務の実行状況を確認する場合はlxdspstsコマンドを利用してください。コマンドで状態を参照する場合は常に最新状態が表示されます。
lxdspstsコマンドについては「コマンドリファレンス」の「7.2 lxdspstsコマンド」を参照してください。
イベントや業務の実行履歴を表示することができます。出力形式は、CSV形式なので、各種表計算ソフトと連携することができます。業務監視系コマンドで業務ログを確認する場合はlxdsplogコマンドを利用してください。
lxdsplogコマンドについては「コマンドリファレンス」の「7.4 lxdsplogコマンド」を参照してください。
動作環境定義のリセット区切り時刻(STS-RESET-TIMEキーワード)に時刻を指定している場合、指定した時刻に業務の状態はリセットされます。
なお、業務が完了して24時間以上経過すると、リセット区切り時刻の指定に関わらず、業務の状態はリセットされます。
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