Linkexpress 運用ガイド
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第4章 分散型システム連携機能(DB連携機能)> 4.7 分散型システム連携の操作方法> 4.7.4 DBサービスの状態を監視する場合> 4.7.4.2 応答側システムの処理結果を確認

4.7.4.2.1 応答側システムの転送結果を確認する

応答側DBサービス状態転送処理および応答側データ転送処理は、同一のコマンド(lxtrndbコマン)で実現します。そのためlxtrndbコマンドの復帰値からは、実行された処理の内容を判断することができません。転送用バッチファイルで実行された処理の内容および処理結果を確認するには、lxtrndbコマンドが出力したログを参照します。lxtrndbコマンドのログのことを転送結果ファイルと呼びます。

転送結果ファイルに処理結果を残すにはlxtrndbコマンドの-fオプションで出力先ファイル名を指定します。転送結果ファイルはlxtrndbコマンドの終了を契機に出力されます。

なお、同じ名前のファイルが既に存在する場合、上書きします。

転送結果ファイルは、転送結果情報タイトルおよび転送結果情報から構成されます。

[転送結果タイトル]

転送結果ファイルの先頭行にどれかが出力されます。転送結果タイトルの内容とその意味を下表に示します。

[転送結果情報]

転送結果情報の出力形式は以下のとおりです。

情報キーワード:□情報値

備考. 区切り記号は半角コロンおよび半角空白です。行末には改行記号を出力します。

転送結果情報の内容を下表に示します。

注1) 結果コードの意味は、以下のとおりです。
0 : 正常終了
8 : 異常終了(一時エラー)
12 : 異常終了(永久エラー)

注2) 結果コードが0以外の場合、データ量は0になります。

注3) 結果コードが0以外の場合、処理中格納数として半角の"-"を出力します。


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