Linkexpress 運用ガイド
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第4章 分散型システム連携機能(DB連携機能)> 4.3 分散型システム連携の運用設計

4.3.1 分散型システム連携の運用形態の選択

分散型システム連携を利用する場合、以下の運用形態が選択可能です。分散型システム連携によるデータ転送では、応答側システムにDBサービスを作成するため、応答側システム主体で運用が分類されています。

(1) ファイルをデータベースに格納する。

(2) ファイルをデータ編集してファイルに格納する。

(3) Mディスクからデータベースに格納する。(注)

(4) 応答側システムが受信したデータをデータベースに格納する。
起動側システムでは、データを送信する運用となります。

(5) 応答側システムが受信したデータをファイルに格納する。
起動側システムでは、データを送信する運用となります。

(6) 応答側システムがデータを送信する。
起動側システムでは、データを受信する運用となります。

注)UNIX(UXP/DS)で利用可能な形態です。
DBサービスの運用形態は、入力データ種別と出力データ種別の組み合わせで指定します。組み合わせと運用形態との対応は以下のとおりです。

- : DBサービスの運用形態としては提供されていません。
入力データ種別 : INTABLE定義文のDATATYPEオペランドで指定します。
出力データ種別 : OUTTABLE定義文のDATATYPEオペランドで指定します。

備考. 業務定義で提供しているDB格納イベントは(1)で示されるDBサービスの運用形態です。


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