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第3章 DB連携機能> 3.1 データベースの格納方法のカストマイズ> 3.1.6 利用者カストマイズ出口の作成方法

3.1.6.2 利用者カストマイズ出口の種類

DB連携機能が提供する利用者カストマイズ出口の種類には、以下の3種類があります。なお、転送後処理出口は分散型システム連携によるデータ転送時に起動されるため、業務定義の自側DB格納イベントおよび相手側DB格納イベントでは利用できません。

[格納前処理出口]

格納前処理出口は、データ編集処理およびデータ格納処理を開始する前に、lxstrdbコマンドによって一回だけ起動されます。DB動作環境定義のキーワードは"EXIT_COMMAND1"です。

[格納後処理出口]

格納後処理出口は、データ編集処理およびデータ格納処理を行った後に、lxstrdbコマンドによって一回だけ起動されます。DB動作環境定義のキーワードは"EXIT_COMMAND2"です。

なお、データ編集処理またはデータ格納処理でエラーが発生した場合も起動されます。

[転送後処理出口]

転送後処理出口は、応答側データ受信が正常に行われた後に、lxtrndbコマンドによって一回だけ起動されます。DB動作環境定義のキーワードは"EXIT_COMMAND4"です。

なお、転送後処理出口は、データ転送に使用した回線を切断した後に起動されます。また、転送結果の即時通知を行う場合は、転送後処理出口を実行した後、転送結果の通知処理を行います。


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