Linkexpress 運用ガイド
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第2章 業務定義機能> 2.6 業務定義命令> 2.6.10 オペランド一覧

2.6.10.24 prtsecurオペランド (lxdwork,lxdevent定義命令)

[prtsecur=(相手側利用者名[,[相手側パスワード][,相手側グループ名]])]

[イベント]

相手側ジョブ起動,相手側DB格納,ファイル送信,ファイル受信イベントに対応

[内容]

相手システムのセキュリティ情報を指定します。業務定義(lxdwork)の指定値は業務全体を通した省略値です。業務定義(lxdwork)とイベント定義(lxdevent)にセキュリティ情報が定義されている場合はイベント定義の値が優先されます。また、両方の定義で本オペランドを省略した場合は、自システムの種類によって以下の省略値が相手システムのセキュリティ情報となります。

PCサーバ : 利用者名"guest"、パスワード(なし)

UNIXサーバ : 利用者名"lnkexp"、パスワード"lnkexp0"

また、本オペランドで指定したセキュリティ情報については、「導入ガイド」の「第9章 セキュリティの設定(Linkexpressサーバ)」を参照し、目的に合ったセキュリティ情報を指定してください。

[形式]

相手側利用者名を20文字以内(Linkexpress V4.0L10相当以前の場合は、8文字以内)の英数字で指定します。

相手側パスワードを31文字以内(Linkexpress V4.0L10相当以前の場合は、8文字以内)の英数字で指定します。(省略可)

相手側グループ名を8文字以内の英数字で指定します。(省略可)

注) 相手システムによって設定可能なパラメタが変化します。組み合わせは以下のとおりです。

(1) prtsecur=(相手側利用者名)

(2) prtsecur=(相手側利用者名,相手側パスワード)

(3) prtsecur=(相手側利用者名,相手側パスワード,相手側グループ名)

(4) prtsecur=(相手側利用者名,,相手側グループ名)

(システムごとの設定値)

[備考]

相手システムがネットワーク定義でlogonオペランドにyes(利用者認証の実施あり)を指定している場合、自システムは相手側セキュリティ情報を設定する必要があります。なお、logonオペランドの指定を省略したシステムでは、logonオペランドにyes(利用者認証の実施あり)を指定した場合と同様にセキュリティチェックを行います。

関連項目


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