Symfoware Server 解説書 - FUJITSU -
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付録A 各プラットフォームの機能差

Symfoware Serverの製品は、マルチプラットフォームに対応しています。これらの製品は、目的別に以下に分類することができます。

目的

製品名

略称

24時間連続運転、大容量および高可用性が要求される業務などに適用する

Symfoware Server Enterprise Extended Edition

EEE

広く、企業の基幹業務などに適用する

Symfoware Server Enterprise Edition

EE

生産性向上を求める、部門向け業務に適用する

Symfoware Server Standard Edition

SE

データベースの基本機能を必要とする小規模業務向けに適用する

Symfoware Server Base Edition

BE

Symfoware Serverの機能についてプラットフォームごとの機能差を、以下の分類に分けて、説明します。

基本アーキテクチャ

基本アーキテクチャの機能差について、以下に示します。

[表:基本アーキテクチャの機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

Itanium版64ビットEE

Intel64版32ビットEE

X86版32ビットEE

SE

Itanium版64ビットEE

x64版32ビットEE

x86版32ビットEE

x64版32ビットSE

x86版32ビットSE

BE

媒体種別

ファイル

ネットワークファイル

ローデバイス

マルチRDBシステム環境

メモリ空間

32ビット

サーバ

アプリケーション

○(注)

○(注)

64ビット

サーバ

アプリケーション

プロセス構成

アプリケーションのマルチスレッド対応

データベースの文字コード系

EUCコード

シフトJISコード

UNICODE

機密保護

権限の付与/剥奪

ロール

○:機能あり
―:機能なし
△:SafeCLUSTERが必要
注) 32ビット論理空間でコンパイルする必要があります。

データアクセス

データアクセスの機能差について、以下に示します。

[表:データアクセスの機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

パーティショニング

ステージング・コントロール

バッファ・コントロール

共用バッファの割当て

DSIのメモリ常駐

RDBディクショナリのメモリ常駐

RDBコマンドでの指定

RDB構成パラメタファイルでの指定

イルシデーションロック

デッドロック自動検出

ダイナミック・キューコントロール

ステルスシンク

自動オプティマイザ(最適化処理)

パフォーマンスモニタ

アクセスプランの取得

性能の統計情報の取得

SQLTOOL

SQL文の対話的実行

アクセスプランの取得

性能情報の取得

最適化情報の変更・表示

チューニング情報の変更・表示

並列クエリ

○:機能あり
―:機能なし

バックアップとリカバリ

バックアップとリカバリの機能差について、以下に示します。

[表:バックアップとリカバリの機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

Itanium版64ビットEE

Intel64版32ビットEE

x86版32ビットEE

SE

Itanium版64ビットEE

x64版32ビットEE

x86版32ビットEE

x64版32ビットSE

x86版32ビットSE

BE

ログ運用

ログの取得の抑止機能
(ログの自動収集)

スケーラブルログ

バックアップ

データベースのバックアップの取得単位

パーティション

エクステント

オンライン・バックアップ

インターバルバックアップ

リカバリ

リカバリ単位

データベーススペース

パーティション

エクステント

リカバリ資源

データベース

ダウンリカバリ

メディアリカバリ

RDBディレクトリファイル

リバースクリエーション

インクリメンタルリカバリ

RDBディクショナリ

ロググループ管理ファイル

ログ管理ファイル

テンポラリログファイル

アーカイブログファイル

インダウトログファイル

監査ログデータベース

オンライン・リカバリ

データベース

システムファイル

バックアップ・リカバリ

Advanced Backup Controller (注1)

高速バックアップ・リカバリ


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注3)


(注3)

バックアップ運用の自動化


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注3)


(注3)

リフレッシュ・バックアップ


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注2)


(注3)


(注3)

○:機能あり
―:機能なし
△:オプション製品が必要
注1) Symfoware Server Advanced Backup Controllerが必要です。
注2) PRIMECLUSTERまたはAdvancedCopy Managerと連携した場合に利用できます。
注3) AdvancedCopy Managerと連携した場合に利用できます。

データベースの保守および管理

データベースの保守・管理の機能差について、以下に示します。

[表:データベースの保守・管理の機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

ダイレクトパス

パイプラインコントロール

高速なデータ操作ユーティリティ

一括ロード
(インデックス再編成)

一括アンロード

一括追加・更新

パーティション単位の並列操作

一括ロード

一括アンロード

一括追加・更新

バックアップ

リカバリ

CSV形式との連携

一括ロード

一括アンロード

一括追加・更新

フォールバック運用

テンポラリログファイル破壊時

RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル破壊時

運用中の定義変更

列の追加

DSIの追加

DSIの分割値の変更

データベースの再配置

静的

動的

インデックス

インデックスの活性および非活性

DSIの切離し

データベーススペースの切離し

データベースの容量拡張

静的

動的

○:機能あり
―:機能なし

クラスタシステム

クラスタシステムの機能差について、以下に示します。

[表:クラスタシステムの機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

Itanium版64ビットEE

Intel64版32ビットEE

x86版32ビットEE

Intel64版32ビットSE

x86版32ビットSE

Itanium版64ビットEE

x64版32ビットEE

x86版32ビットEE

x64版32ビットSE

x86版32ビットSE

BE

フェイルオーバ運用

ホットスタンバイ機能 (注1)

プレオープン

キャッシュ・リカバリ

待機ノードでのアプリケーションのコネクション

スタンバイ機能

対応クラスタ

PRIMECLUSTER (注2)

SafeCLUSTER (注3)

サーバークラスタ(MSCS)

運用形態

1:1運用待機

カスケード

N:1運用待機 (注4)

N:M運用待機

ロードシェア運用

スケーラブル・パーティショニング

フラッシュトリートメントリカバリ

2フェーズ・コミット制御

ノード間の排他制御

システム拡張への対応

縮退運転

パラレル・ダウン・リカバリ

高速インタコネクト制御 (注5)

対応クラスタ

PRIMECLUSTER

運用形態

1:1運用待機

カスケード

N:1運用待機

N:M運用待機

スケーラブル

Connection Manager(注6)

ロードバランシング

コネクション自動切替え

コネクション自動制御

○:機能あり
―:機能なし
注1) PRIMECLUSTERまたはSafeCLUSTERと連携した場合に利用できます。
注2) RHEL-AS4(EM64T)またはRHEL5(Intel64)がインストールされている環境では利用できません。
注3) 以下のOSがインストールされている環境では利用できません。

注4) 対応クラスタがPRIMECLUSTERまたはSafeCLUSTERの場合の運用形態です。
注5) BLASTBANDが必要です。
注6) Symfoware Server Connection Managerが必要です。

セキュリティ

セキュリティの機能差について、以下に示します。

[表:セキュリティの機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

標準運用

標準セキュリティ運用

利用者制御

監査ログ制御

資源制御


○:機能あり
―:機能なし

アプリケーション開発

アプリケーション開発の機能差について、以下に示します。

[表:アプリケーション開発の機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

Itanium版64ビットEE

Intel64版32ビットEE

x86版32ビットEE

SE

Itanium版64ビットEE

x64版32ビットEE

x86版32ビットEE

SE

BE

トランザクションモードの設定

READ UNCOMMITTED

READ COMMITTED

REPEATABLE READ

SERIALIZABLE

排他制御

ページ

DSI

SQL

一時表

順序

トリガ

プロシジャルーチン

ファンクションルーチン

コールバック機能

埋込みSQL連携 (注)

ODBC連携 (注)

Java連携

JDBCドライバ/J2EE

JDBCドライバ(32ビット)

JDBCドライバ(64ビット)

.NET Framework連携 (注)

○:機能あり
―:機能なし
注) この機能は、クライアントの機能です。接続先のOSと対応させて、記載しています。

システム構築支援ツール

システム構築支援ツールの機能差について、以下に示します。

[表:システム構築支援ツールの機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

WebAdmin

RDBシステムの作成および設定

○(注)

○(注)

WebDBtools

データベースの定義とデータの操作

データベース連携業務の構築

○:機能あり
―:機能なし
注) 標準セキュリティ運用の場合には利用できません。

コンテンツ管理(Contentsアダプタ)

コンテンツ管理の機能差について、以下に示します。

[表:コンテンツ管理の機能差]

機能分類

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

XMLアダプタ

XMLデータの格納

XMLデータの更新

XMLデータの参照

Textアダプタ (注1)


(注2)


(注2)


(注2)

画像などのメディアデータの格納

○:機能あり
―:機能なし
△:オプション製品が必要
注1)Accela BizSearchと連携した場合に利用できます。
注2)Linkexpress、Linkexpress Replication optionが必要です。

Symfoware Serverを取り巻く製品との連携

Symfoware Serverを取り巻く製品との連携の機能差について、以下に示します。

[表:Symfoware Serverを取り巻く製品との連携の機能差]

連携機能(連携製品)

プラットフォーム・対応製品

EEE

EE

SE

EEE

Itanium版64ビットEE

Intel64版32ビットEE

x86版32ビットEE

SE

Itanium版64ビットEE

x64版32ビットEE

x86版32ビットEE

SE

BE

レプリケーション
(Linkexpress、
Linkexpress Replication option) (注)

ディザスタリカバリ
(Symfoware Active DB Guard)

トランザクションモニタ連携
(Interstage Application Server)

○:機能あり
―:機能なし
注) LinkexpressおよびLinkexpress Replication optionは、Symfoware Server Enterprise Extended EditionまたはSymfoware Server Enterprise Editionに同梱されています。

Connection Manager連携

Connection Manager連携の機能差について、以下に示します。

Connection Manager連携を行うには、Symfoware Server Connection Managerが必要です。

[表:Connection Manager連携の機能差]

 

データベースサーバ

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

アプリケーションサーバ

Itanium版64ビットCM

Intel64版32ビットCM

x86版32ビットCM

Itanium版64ビットCM

x64版32ビットCM

X86版32ビットCM

○:機能あり
―:機能なし


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