ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Linux- |
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第9章 運用保守 | > 9.4 レプリケーション中に発生したハードウェア障害等の対処方法 |
複製ボリュームにハードウェア障害が発生した場合、以下の手順に従って障害の復旧作業を行ってください。
運用解除コマンド(swsrpcancel)で異常の発生している処理をキャンセルします。サーバ間レプリケーションを行っていた場合で、操作サーバからキャンセルできない場合は、非操作サーバからキャンセルします。
コマンドによるキャンセルができない場合は、GRmgrを使用してキャンセルします。
資源整合コマンド(swsrprecoverres)を実行します。
運用状況表示コマンド(swsrpstat)を実行して、他に異常が発生していないことを確認します。
複製ボリューム情報削除コマンド(swsrpdelvol)を使用して、異常の発生している複製ボリュームを削除します。
複製ボリューム情報設定コマンド(swsrpsetvol)を使用して、新しい複製ボリュームを登録します。異常の発生していた複製ボリュームを修復して再度使用する場合は、初期画面から[特定デバイスの情報取得/反映]を実施してから、複製ボリュームに登録しなおしてください。
エラーとなった処理を再実行します。
RECのRecoveryモードによって、RECを再開(Resume)する方法が異なります。
全パス閉塞(halt)の原因を取り除きます。
ETERNUSディスクアレイにより自動的にRECが再開(Resume)されます。
全パス閉塞(halt)の原因を取り除きます。
複製作成コマンド(swsrpmake)を使用してhalt状態のRECを強制サスペンドします。
[ボリューム単位の場合] swsrpmake -j <複写元ボリューム名> <複写先ボリューム名> [グループ単位の場合] swsrpmake -j -Xgroup <グループ名> |
複製開始コマンド(swsrpstartsync)を使用してRECを再開(Resume)します(強制サスペンド後のRECを再開する場合は-tオプションの指定が必要です)。
[ボリューム単位の場合] swsrpstartsync -t <複写元ボリューム名> <複写先ボリューム名> [グループ単位の場合] swsrpstartsync -t -Xgroup <グループ名> |
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