ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -AIX-
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付録C バックアップ運用におけるサンプルシェルスクリプト> C.4 DB2用サンプルシェルスクリプト

C.4.4 DB2用サンプルシェルスクリプト使用時の注意事項

■DB2資源の配置:

DB2のデータベース、ユーザ表スペースは、それぞれ異なるディスク、またはスライスに格納してください。

■DB2資源のバックアップ運用:

  1. データベース

    1. DB2のBACKUP DATABASEコマンドでバックアップしてください。

    db2 => backup database DB名 to バックアップ先;
    ≪バックアップ対象のデータベース構造≫

  2. ユーザ表スペース

    1. ユーザ表スペースはファイルシステムではなく、RAWデバイスに配置してください。
      表スペースについては、テーブルスペース・コンテナーもバックアップ対象になるため、本サンプルシェルスクリプトを使用してください。

    2. AdvancedCopy Managerでバックアップします。

    3. バックアップ対象のテーブルスペースの範囲は、AdvancedCopy Managerのバックアップ単位の範囲内にしてくだい。たとえば、AdvancedCopy ManagerでLUN単位にバックアップする場合は、1つのテーブルスペースは、1つのLUN内に配置してください。

■DB2データベースのリカバリ:

データベース停止後、DB2データベースをリストアし、データベースを再起動してください。さらに最新の状態まで復旧する場合には、DB2のリカバリ機能を使用して行ってください。

データをリカバリする際は、以下の順に行ってください。
  1. データベース

  2. ユーザ表スペース


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