ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -AIX-
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第4章 バックアップ運用> 4.4 事前準備

4.4.8 デバイスの運用種別設定

Storageサーバで、バックアップを行う前に、以下のデバイス運用種別を設定します。

運用種別の設定は、サーバ一覧画面から実施する場合の例を説明します。サーバ一覧画面の右側リスト画面のStorageサーバを選択している状態で、[操作]メニューから[デバイス情報の設定]を選択すると、以下の設定画面が表示されます。

「その他のボリューム」欄に表示されているボリュームは、デバイス運用種別が設定されていません。以下の操作を行い、デバイス運用種別を設定します。

すべてのボリュームの設定が完了した後、[OK]ボタンをクリックします。

なお、本設定は、デバイス情報設定コマンドでも実施する事ができます。

バックアップボリュームは、業務ボリュームとバイト単位まで同じサイズである必要があります。
業務ボリュームおよびバックアップボリュームのボリュームサイズをバイト単位まで表示して確認する手順は、以下のとおりです。
  1. Webブラウザで、AdvancedCopy Managerの「サーバ一覧画面」を表示します。
    「サーバ一覧画面」とは、WebブラウザでAdvancedCopy ManagerのURLを入力して起動し、ユーザ名/パスワードを入力すると最初に表示される画面です。詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「初期画面」を参照してください。

  2. サーバ一覧画面の左側ツリー画面で、サイズを確認したいボリュームの含まれるサーバをダブルクリックします。

  3. 上記操作後、左側ツリー画面または右側リスト画面で、サイズを確認したいボリュームを選択(シングルクリック)します。

  4. ボリュームを選択した状態で右クリックし、表示されたポップアップメニューの[プロパティ]を選択します。

  5. [プロパティ]で表示されるサイズを確認します。

業務ボリュームにボリュームグループを使用する場合は、以下のように論理ディスクを作成する必要があります。

システムが格納されているディスクや、AdvancedCopy Managerがインストールされているディスクは、バックアップ対象またはバックアップボリュームとしないでください。

業務ボリュームやバックアップボリュームとして登録したディスクを変更する場合は、構成を変更する前に一旦業務ボリューム/バックアップボリュームの登録から削除し、構成変更後に再度Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込みを行ってから、デバイス情報設定コマンドで登録し直す必要があります。

AdvancedCopy ManagerのWeb画面の操作は全てStorage管理サーバ上で動作します。Web画面の操作については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』を参照してください。

バックアップボリュームとして登録するボリュームグループは、本操作を行う前に、ボリュームグループに含まれる全ての論理ボリュームを手動でアンマウントしてください。

登録した内容は、以下の方法で確認する事ができます。

登録した内容をWeb画面またはコマンドで確認した場合、“Size”欄に表示される値は物理ディスクサイズです。ボリュームグループを登録した場合も、ボリュームグループを構成する物理ディスクサイズです。

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