ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Solaris- |
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第5章 バックアップ運用(Symfoware) | > 5.4 事前準備 |
業務ボリュームの存在する筐体とは別の筐体にあるバックアップボリュームにバックアップを行う場合は、オプションの設定を行います。
REC/ROPC機能が動作可能なディスクアレイ装置が必要です。
両筐体がFCRA(FC Remote Adapter)で接続されていることが必須です。
FCRAによる接続ではデータはINIT側からTARG側へしか流れませんので最低2組のFCRA接続が必要です。
バックアップ運用では、リストアの際にROPC機能を利用するため、ROPC機能が動作しない(REC機能のみが動作可能な)ディスクアレイ装置では、業務ボリュームの存在する筐体とは別の筐体にあるバックアップボリュームにバックアップを行う運用はできません。
オプションの設定は以下のファイルを作成します。
通常(非クラスタ)運用の場合 /etc/opt/FJSVswsts/data/DEFAULT/check.ini クラスタ運用の場合 /etc/opt/FJSVswsts/論理ノード名(*1)/data/DEFAULT/check.ini |
(*1) クラスタセットアップ時に指定したAdvancedCopy Managerの論理ノード名。
記述方法を以下に示します。
[check] RemoteCopy=Yes |
運用開始後にオプション設定ファイルを変更すると、バックアップ運用が継続できなくなる場合があります。そのため、運用開始後はオプション設定ファイルを変更しないでください。
オプション設定ファイルを変更する場合は、バックアップポリシーを再設定する必要があります。
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