ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Solaris-
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第5章 バックアップ運用(Symfoware)> 5.2 運用設計

5.2.5 バックアップボリュームの準備

バックアップボリュームを準備します。

AdvancedCopy Managerでは、業務ボリュームのバックアップ先スライスのことをバックアップボリュームと呼びます。バックアップボリュームは、ETERNUS ディスクアレイに配置する必要があります。

バックアップボリュームのサイズは、バイト単位まで業務ボリュームのサイズと同じである必要があります。また、バックアップボリュームの数は、バックアップの運用によって、以下の様に異なります。

バックアップ運用

必要バックアップボリューム数

スナップショット型高速バックアップ運用の場合

保存世代数 本

同期型高速バックアップ運用の場合

(保存世代数+1)本

すでに複数の業務ボリュームにバックアップポリシーが設定されている状態で、新たに登録された業務ボリュームにバックアップポリシーを登録する場合、以下の本数のバックアップボリュームが必要です。

バックアップ運用

必要バックアップボリューム数

スナップショット型高速バックアップ運用の場合

(登録されているバックアップポリシーの保存世代数の総和+新たに設定するバックアップポリシーの保存世代数)本

同期型高速バックアップ運用の場合

(登録されているバックアップポリシーの保存世代数の総和+登録されている業務ボリューム数+新たに設定するバックアップポリシーの保存世代数+1)本

ロググループを指定してバックアップポリシーを設定する場合、以下の本数のバックアップボリュームが必要です。

バックアップ運用

必要バックアップボリューム数

スナップショット型高速バックアップ運用の場合

(ロググループに含まれる業務ボリュームの数)×(設定するバックアップポリシーの保存世代数)本

同期型高速バックアップ運用の場合

(ロググループに含まれる業務ボリュームの数)×(設定するバックアップポリシーの保存世代数+1)本

バックアップボリュームは以下のようにスライスの割り当てを行う必要があります。

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