ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Solaris-
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 バックアップ運用(Symfoware)> 5.2 運用設計

5.2.3 バックアップ対象の決定

バックアップ対象とするSymfowareのデータベーススペースが割り当てられたスライスを決定します。

AdvancedCopy Managerでは、バックアップ対象となるSymfowareのデータベーススペースが割り当てられたスライスのことを業務ボリュームと呼びます。

業務ボリュームは以下のようにスライスの割り当てを行う必要があります。

ロググループ単位でバックアップする場合、ロググループに含まれるすべてのデータベーススペースが配置されているスライスを、それぞれ業務ボリュームとして登録しておく必要があります。ひとつでも登録から漏れると、AdvancedCopy Managerは登録から漏れたデータベーススペースをバックアップすることができず、データベースのリカバリ時に表間のリレーションの整合性が保てなくなります。

システムが格納されているスライスや、AdvancedCopy Managerがインストールされているスライスは、バックアップ対象としないでください。

ボリューム全体を定義したスライスは、業務ボリュームとして登録しないでください。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2000-2007