ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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付録C システムボリュームのバックアップ運用

C.1 概要

システムボリュームをETERNUS3000/ETERNUS6000 seriesに配置した環境では、レプリケーション管理のサーバ間レプリケーションを利用してシステムボリュームのバックアップ/リストアを行うことができます。

また、システムボリュームのバックアップ先となっている複製先ボリュームをテープバックアップ運用を行う業務ボリュームとして登録することで、システムボリュームのバックアップデータをテープで管理することもできます。

[図C.1 システム構成例]

システムボリュームをETERNUS上に配置するためには、外部ディスクアレイ装置からのシステム起動に対応したハードウェアが必要です。

バックアップサーバの/etc/grub.confおよび/etc/fstabのルートパーティションをボリュームラベル名(LABEL=/や/bootなど)で指定した場合、指定したボリュームラベルを持つパーティションが複数存在することになります。
そのため、ボリュームラベルが重複、指定されるべきルートパーティションが明確にならないため、システムが正常に動作しない場合があります。/etc/grub.confおよび/etc/fstabのルートパーティションは、デバイス名(/dev/sda1など)で指定してください。

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