ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
目次
索引
![]() ![]() |
第11章 各種コマンド | > 11.4 テープサーバ上のコマンド |
マルチパスを構成している環境でETERNUS3000のディスクをテープにバックアップするために必要な情報を、ETERNUS3000から取得するコマンドです。
このコマンドは、以下の場合に実行する必要があります。
テープサーバの初期導入時
ETERNUS3000のRAID構成の変更時
新規のETERNUS3000の追加時
指定方法
# /opt/FJSVswstm/bin/tbogetoluinfo -l GRIPaddress [GRIPaddress ...] |
オプションの説明
オプション |
説明 |
---|---|
-l |
GRIPaddress で指定したETERNUS3000からLAN経由でETERNUS3000の情報を取得して、/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.confファイルに記述します。 本オプションは省略できません。 |
オペランドの説明
オペランド |
説明 |
---|---|
GRIPaddress |
情報を取得するETERNUS3000のIPアドレスを指定します。対象となるIPアドレスは、“IPv4”だけです。 |
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
実行例
GRIPaddress (200.30.40.30) のETERNUS3000から情報を取得します。
# /opt/FJSVswstm/bin/tbogetoluinfo -l 200.30.40.30 200.30.40.30 comleted. [total olu = 3] /var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.conf was update. # |
本コマンドを実行するには、以下の条件があります。
ETERNUS3000が以下のファームウェアバージョン以降である。
モデル
ファームウェアバージョン
M100/M200/M400/M600
V20L32
M300/M500/M700
V10L10
テープサーバとETERNUS3000がLANに接続されている。
テープサーバとETERNUS3000がFC接続されている。
GRマルチパスドライバがテープサーバにインストールされている。
/etc/opt/FJSVswstm/conf/devpath.confにETERNUS3000のアクセスパスを記述し、コマンドを実施している。
本コマンドを実行する場合の注意事項は以下のとおりです。
ETERNUS3000を含まない構成では、本コマンドは必要ありません。
ETERNUS3000以外のIPアドレスを指定しても情報は取得されず、/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.confファイルにも記述されません。
テープサーバをGRマルチパスドライバによるマルチパスで構成していない場合、本コマンドを使用しません。
ETERNUS3000のRAID変更(LUNVの追加含む)後や新規ETERNUS3000の追加後に、本コマンドを実行しなかった場合、テープへのバックアップおよびテープからのリストアが失敗します。
/var/opt/FJSVmplb/mplb_ext.confはGRマルチパスドライバの設定ファイルです。マルチパスドライバの動作に影響するため、手動で編集を行わないでください。
目次
索引
![]() ![]() |