ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第5章 Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除> 5.5 Windows版SafeCLUSTERでの削除

5.5.2 削除作業詳細

以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。

本処理を以下のサービスを利用して実行した場合、不具合が発生しますので、利用しないでください。
なお、Storage管理サーバがWindows Server 2003であれば、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行うことで、利用可能です。コンソールセッション接続の方法については、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
  1. 対象がStorageサーバ業務の場合、AdvancedCopy ManagerのGUIを使用して、当該Storageサーバ業務の属する論理サーバを削除します。対象がStorage管理サーバ業務の場合、この操作を行う必要はありません。

  2. SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、当該AdvancedCopy Managerの属する業務を停止します。

  3. SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、クラスタサービスに設定されている当該AdvancedCopy Manager用のリソースを削除します。

    クラスタサービスがAdvancedCopy Managerのリソースのみで構成されている場合、クラスタサービスも削除します。

    以下のリソースを削除してください。

  4. AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクが、プライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。プライマリノードでオンラインの場合、オフラインにします。

    AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをセカンダリノードにてオンラインにします。

    Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。プライマリノードでオンラインの場合、オフラインにします。

    Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードにてオンラインにします。

  5. セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下のとおりです。

    1. 次のコマンドをセカンダリノードのコマンドプロンプト画面から実行します。

      プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_winsafe

    2. クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。

      削除するAdvancedCopy Manager業務の論理ノード名を選択します。ハード障害等による片側ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。

    3. 削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。

      [開始]ボタンをクリックします。

    4. 削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。

      [閉じる]をクリックします。

    5. ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。

      [OK]ボタンをクリックします。

    6. ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。

      [OK]ボタンをクリックします。

    7. セカンダリノードのクラスタアンセットアップを終了します。

      クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。引き続き、プライマリノードのアンセットアップを行います。

  6. AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクが、プライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。セカンダリノードでオンラインの場合、オフラインにします。

    AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードにてオンラインにします。

    Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。セカンダリノードでオンラインの場合、オフラインにします。

    Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードにてオンラインにします。

  7. プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下のとおりです。

    1. 次のクラスタアンセットアップコマンドをプライマリノードのコマンドプロンプト画面から実行します。

      プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_winsafe

    2. クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。

      セカンダリノードのクラスタアンセットアップ画面で選択した論理ノード名を選択します。ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。

    3. 削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。

      [開始]ボタンをクリックします。

    4. 削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。

      [閉じる]をクリックします。

    5. ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。

      [OK]ボタンをクリックします。

    6. ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。

      [OK]ボタンをクリックします。

    7. プライマリノードのクラスタアンセットアップを終了します。

      クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。

  8. AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでオフラインにします。

    Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでオフラインにします。

  9. 業務用に設定したAdvancedCopy Managerのポート番号を削除します。

    Windowsのメモ帳などを利用して、当該Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務で設定したポート番号をWindowsインストールディレクトリ\system32\drivers\etc\servicesより削除します。ポート番号は、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。services内のサービス名は以下のとおりです。

  10. SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、手順2で停止した業務を起動してください。

    手順3にてクラスタサービスを削除している場合、本操作を実施する必要はありません。


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