ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第3章 Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務、テープサーバ業務のカスタマイズの準備 |
TSMサーバ業務では、カスタマイズ時に、TSMサーバに特有なTSM DBとTSM LOGのサイズおよびサーバー・オプション・ファイル(dsmserv.opt)のパラメータをTSMクラスタセットアップ情報ファイル(/opt/tivoli/tsm/ CLUS /tsmclsetup.ini)に設定しておく必要があります。以下の各項目の内容を理解した上で、設定するクラスタサービス(userApplication)ごとに準備・確認しておきます。
TSMクラスタセットアップ情報ファイル(/opt/tivoli/tsm/CLUS/tsmclsetup.ini)は、ini ファイル形式で情報を記録します。記録する情報は以下のとおりです。
なお、各キーに対応した値に関する詳しい情報については、TSMマニュアルの『ETERNUS SF TSM 管理者のための解説書 (Solaris版)』を参照してください。
セクション名 |
キー名 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
TSMサーバ名(service1) |
Dbsize |
数値 |
TSM DBのサイズ(MB)を指定してください。 |
RLOGsize |
数値 |
TSM LOGのサイズ(MB)を指定してください。 |
|
TCPPort |
数値 |
TCP/IPのポート番号を指定します。省略時値は1500。 |
|
SHMPort |
数値 |
シェアード・メモリーのポート番号を指定します。省略時値は1510。 |
|
TCPNODELAY |
Yes |
TCP送信遅延に関する指定。 yesの指定によりMTUサイズに達する前にデータ・パケットをネットワークに送り出します。 |
|
No |
TCP送信遅延に関する指定 |
||
BUFPoolsize |
数値 |
TSM DBへの入出力のために使用されるバッファーのサイズ(KB)を指定します。省略時値は2048(KB)です。 |
|
LOGPoolsize |
数値 |
TSM LOGへの書き出しに使用するバッファーのサイズ(KB)を指定します。 |
|
TXNGroupmax |
数値 |
TSM DBにコミットをとるタイミングを(TSMクライアントからサーバーに)送信したファイル数で指定します。推奨値は256です。 |
|
VOLUMEHistory |
パス名 |
順次ボリューム情報のコピーを保管するファイルを指定(TSM DBリカバリー時に必要) |
|
DEVCONFig |
パス名 |
デバイス構成情報のコピーを保管するファイルを指定(TSM DBリカバリー時に必要) |
ファイル記述例
[service1] DBsize=101 RLOGsize=33 TCPPort=1501 SHMPort=1510 TCPNODELAY=yes BUFPoolsize=32768 LOGPoolsize=2048 TXNGroupmax=256 VOLUMEHistory=/tmp/volhistory.log DEVCONFig=/tmp/devconfig.log
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