ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 AdvancedCopy Managerのインストール | > 2.2 Windows版のインストール |
AdvancedCopy Managerマネージャー機能をインストールします。
インストール時には、全てのノードにて同一環境(同じローカルドライブ名、同じポート番号、かつ同じインストールディレクトリ)でインストールする必要があります。
共有ディスクにはインストールしないでください。
データベース環境の作成はクラスタセットアップコマンドにて実施します。このため、インストールの延長で、データベースの環境を作成するか否かの問い合わせには、必ず“いいえ”を応答してください。
インストール時に指定する通信サービスのポート番号は、ローカル業務用通信サービスのポート番号です。クラスタ業務用通信サービスのポート番号の設定は、運用方法に従って以下の個所で実施します。
「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ」中のクラスタシステムに対応した「カスタマイズ」の手順で実施します。
インストールの流れを以下に示します。先にインストールする側のノードをプライマリノード、他方をセカンダリノードと呼びます。
カスケード運用の場合、全てのセカンダリノードにてセカンダリノードの手順を実施してください。
以下の手順にてWindows版AdvancedCopy Managerのマネージャー機能のインストールを行います。
インストールを以下のサービスを利用して実行した場合、不具合が発生しますので、利用しないでください。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続による利用)
Telnetサーバーサービス
なお、Storage管理サーバがWindows Server 2003であれば、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行うことで、利用可能です。コンソールセッション接続の方法については、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
プライマリノードにログオンします。
プライマリノードにログオンします。ログオンの際は導入する端末のAdministratorでログオンしてください。また、以下の説明で(セカンダリノードの場合)となっている部分は無視してください。
AdvancedCopy ManagerのCD-ROM(マネージャープログラム DISC1)をCD-ROMドライブに挿入します。この後、以下の初期画面が出力されます。[ストレージ管理サーバ用機能をインストールする]をクリックします。
次の画面が出力されますので、表示されている内容を確認の上、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[ようこそ]画面で、“導入”を選択して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[使用許諾契約]画面で、使用許諾の契約を行います。
表示されている内容を確認の上、[はい]ボタンをクリックしてください。
インストール先の指定を行います。
(プライマリノードの場合)
デフォルトで表示されているディレクトリ以外のディレクトリにインストールする場合は[参照]ボタンをクリックし、インストール先ディレクトリを変更してください。全てのディレクトリの指定が完了した後、[次へ]ボタンをクリックしてください。インストール先のディレトクリには、空白を含むディレクトリ名(たとえばProgram Filesなど)は指定しないでください。なお、AdvancedCopy Managerは共用ディスク以外のディスクにインストールしてください。
(セカンダリノードの場合)
プライマリノードで指定したドライブおよびディレクトリと同一のドライブ・ディレクトリを指定します。
[参照]ボタンをクリックした場合は以下の画面が表示されます。
[スタートアップ/認証機構管理者]画面で、サービスのスタートアップアカウントを入力します。
(プライマリノードの場合)
Administratorsグループに所属するアカウントとパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックしてください。アカウント名とパスワードには、以下の条件があります。
オペレーティングシステムで指定できるアカウント名、パスワード
スタートアップアカウントについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「スタートアップアカウントの決定」を参照してください。
なお、システムに登録されていないアカウント名を入力した場合は、新規アカウントとしてシステムに登録します。このとき、登録するアカウントに対して、自動的に無期限パスワードを設定し、ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属させます。また、以下のユーザー権限を自動的に設定します。
サービスとしてログオン
オペレーティングシステムの一部として機能
クォータの増加
プロセスレベルトークンの置き換え
(セカンダリノードの場合)
アカウント・パスワードについては、プライマリノードで指定した値と同一の値を指定します。
[ポート番号の登録]画面で、サービスに割り当てるポート番号を入力します。
(プライマリノードの場合)
各サービスに割り当てるポート番号を以下の範囲で入力します。
5001以上、65535以下
最初に表示されている数値は非クラスタ環境での推奨値であり、必ずしも一意ではありません。
クラスタ運用する場合は、全てのポート番号を上述の範囲に変更してください。
全てのポート番号の入力が完了した後、[次へ]ボタンをクリックしてください。なお、指定したポート番号が他ですでに割り当てられている場合は、再度、本画面が出力されます。
(セカンダリノードの場合)
すべての項目について、プライマリノードで入力した値と同一の値を指定します。
なお、AdvancedCopy Managerのサービス名を別名(エイリアス)定義している場合は、以下の画面が出力され、上記画面で指定したポート番号は無視されます。インストール処理は継続されます。
[ファイル コピーの開始]画面で、設定内容を確認します。
設定内容に誤りがなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。設定内容を変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックしてください。
コピー処理が開始されます。
コピー中は、[セットアップステータス]画面により、進行状態が把握できます。
環境設定の確認を行います。
以下の[環境設定]画面が表示されますので、[いいえ]ボタンをクリックします。
インストールを終了します。
以下のインストール完了画面が表示されますので、コンピュータを直ちに再起動するかどうかを選択し、インストール処理を完了させるため、[完了]ボタンをクリックします。
(プライマリノードの場合)
次に、セカンダリノードのインストールを行います。手順13に進んでください。
(セカンダリノードの場合)
以上で両ノードへのインストールは完了です。Storage管理サーバ業務のクラスタ構築を行うには、「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズの準備」に進んでください。
セカンダリノードにログオンします。
セカンダリノードにログオンします。ログオンの際は導入する端末のAdministratorでログオンしてください。
手順2に戻ります。
セカンダリノードについて、手順2からプライマリノードと同様のインストール作業を行います。ただし、以降の説明では(プライマリノードの場合)となっている部分は無視してください。
目次
索引
![]() ![]() |