| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000- -Microsoft(R) Windows Server(R) 2003- | 
			目次
			索引
			![]()  
		 | 
	
| 第12章 各種コマンド | > 12.4 レプリケーション管理のコマンド | 
レプリケーション管理の保守系コマンドについて説明します。
システムダウンなどでレプリケーション管理情報の整合性が不完全となってしまった場合、整合性がとれるように復旧します。
指定方法
| 
 [Storageサーバで実施する場合] プログラムディレクトリ\bin\swsrprecoverres [-r] [-p] [Storage管理サーバで実施する場合] プログラムディレクトリ\bin\swsrprecoverres -h Server-Name [-r] [-p]  | 
オプションの説明
| 
 オプション  | 
 説明  | 
|---|---|
| 
 -h  | 
 Storageサーバ名を指定します。 Storage管理サーバ以外でこのオプションを使用することはできません。  | 
| 
 -r  | 
 レプリケーション管理簿の更新操作を行なう複製ボリューム情報設定コマンド(swsrpsetvol)、複製ボリューム情報削除コマンド(swsrpdelvol)が強制終了やシステムダウンなどにより不意に終了した場合や、レプリケーション管理簿が誤って削除されてしまった場合のような、レプリケーション管理簿の不正状態が発生した場合に指定します。 本オプションが指定された場合、以下のようなレプリケーション管理簿の再作成処理が実施されます。 Storage管理サーバのリポジトリ内にあるレプリケーション管理情報がStorageサーバにダウンロードされ、複製ボリューム情報が復元されます。 ディスクアレイ装置に問い合わせ処理を行なうことによって、同期処理の実行情報が復元されます。  | 
| 
 -p  | 
 未実施の後処理を実行しないことを指定します。複製作成コマンド(swsrpmake)のプロセスが強制終了、システムダウンなどにより不意に終了した場合に使用できます。  | 
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
実行例
資源整合を行います。
C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrprecoverres swsrprecoverres completed C:\>  | 

次のような場合は資源整合処理ができません。
-rオプションを指定した場合に、Storage管理サーバとの通信に失敗したとき。
複製ボリューム情報設定コマンド(swsrpsetvol)、複製ボリューム情報削除コマンド(swsrpdelvol)の実行プロセスが強制終了した後の本コマンド実行時に-rオプションが指定されていなかったとき。

資源情報の整合性復旧は本コマンドを実施したStorageサーバに対してのみ行われます。サーバ間レプリケーションに関する処理の実行中に資源不整合が発生した場合は、処理を実行したStorageサーバおよび通信先となるStorageサーバの双方で本コマンドを実施する必要があります。

次のコマンドが実行しているときは、本コマンドを実行することができません。
			目次
			索引
			![]()  
		 |