Interstage BPM Monitoring 解説書 9.0

2.2.1 イベント収集

監視対象のシステムのイベントを収集し、イベント格納用のデータベースに格納します。アクティビティモニタで監視できるシステムには、以下の種類があります。

• サービスバス(ISI)
  ISIのモニタリングでは、以下の情報をイベントとして収集できます。
  • サービスの処理状況(サービス処理時間・サービス実行ログ)
  • お客様データ(ISIの共通メッセージ)
  • ISIの稼動状況(シーケンス処理時間・エラーログ)

  例えば、「サービスの処理時間が一定期間を超えていないか」、「エラー回数の集計」のようなモニタリングができます。

• RDB
  RDBのモニタリングでは、定期的に業務データを検索し、検索の結果をイベントとして収集できます。例えば、「株価情報テーブルの会社名“株式会社A”の最新株価を1時間ごとに監視する」のようなモニタリングができます。
• テキストファイル
  テキストファイルのモニタリングでは、定期的にファイル内を参照して、追加分をイベントとして収集できます。また、収集するための条件を設定して条件にあった情報だけを収集することも可能です。例えば、「申請額が1万円を超えた交通費申請の情報を、30分ごとに監視する」のようなモニタリングができます。

また、イベント収集のためのスケジュールやルールを設定できます。

• イベント収集のスケジュールを設定
  時間間隔や、毎週、毎月末などのスケジュールタイプを選択できます。
• イベント収集方法を設定
  モニタリングするシステムに応じたイベント収集方法を設定できます。

これらの設定は、モニタリングデザイナで行います。