Symfoware Server SQLビギナーズガイド - FUJITSU - |
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第4章 カーソルを使用するデータ操作の方法 |
カーソルを使用してデータ操作を実行するには、最初にカーソルをオープンします。カーソルをオープンするには、OPEN文を使用します。そして、データ操作が終了するとカーソルをクローズします。カーソルをクローズするには、CLOSE文を使用します。
OPEN文でカーソルの使用を開始します。カーソル宣言で指定したカーソル表は、OPEN文を実行した時点で作成されます。在庫表カーソルをオープンする例を以下に示します。
OPEN 在庫表カーソル (1) |
(1) カーソル名
カーソル名で指定するカーソルの宣言は、アプリケーションの記述の順序でこのOPEN文よりも先に記述されていることが必要です。OPEN文で指定できるカーソルは、まだ一度もオープンされていないカーソル、またはCLOSE文によってクローズされたカーソルです。同じカーソルを二重にオープンするとエラーになります。異なるカーソルは同時にオープンすることができます。
CLOSE文でカーソルの使用を終了します。在庫表カーソルをクローズする例を以下に示します。
CLOSE 在庫表カーソル (1) |
(1) カーソル名
カーソル名で指定するカーソルの宣言は、アプリケーションの記述の順序でこのCLOSE文よりも先に記述されていることが必要です。CLOSE文で指定するカーソルは、オープンされていることが必要です。オープンされていないカーソルを指定するとエラーになります。
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