Interstage Application Server スタートガイド
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目次

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2.3 ポータル機能の運用
■ポータル機能の概要
ポータル機能は、複数のアプリケーションの出力画面をまとめて、1つのWebブラウザ画面に表示する機能です。ポータル機能の運用では、表示するアプリケーションの登録、画面レイアウトの設定、ポータル機能の開始などの運用をポータル機能運用管理コンソールで行うことができます。


- ポータル機能を利用するには、ポータル機能のセットアップが必要です。ポータル機能のセットアップは、以下から起動します。
- [スタート]メニューから、[プログラム]>[Interstage]>[Application Server]>[ポータル機能セットアップ]を選択
- ポータル機能のサンプルロールにフレームワークのサンプルを表示する場合は、ポータル機能のセットアップ前にフレームワークのサンプルアプリケーションの実行が必要です。サンプルアプリケーションの実行については、“サンプル統合環境”を参照してください。
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- ポータル機能を利用するには、Interstage Application Serverのインストール作業後、さらにポータル機能のセットアップが必要です。以下のシェルスクリプトを実行してください。
/opt/FJSVispw/WEB-INF/setup/pwsetup.sh
セットアップ後、以下の設定を行ってください。
- Interstage HTTP Server環境定義ファイル(httpd.conf)の設定
/etc/opt/FJSVispw/confにあるhttpd.confファイルの内容を/opt/FJSVihs/confの配下にあるhttpd.confファイルの末尾に追加記述し、Interstage HTTP Serverを再起動してください。
- ポータル機能のサンプルロールにフレームワークのサンプルを表示する場合は、ポータル機能のセットアップ前にフレームワークのサンプルアプリケーションの実行が必要です。以下のシェルスクリプトを実行してください。サンプルアプリケーションの実行については、“サンプル統合環境”を参照してください。
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■ポータル機能運用管理コンソール
ポータル機能の運用操作は、GUIのポータル機能運用管理コンソールで行います。
ポータル機能運用管理コンソールの起動は、Webブラウザで以下のURLを指定してください。
http://ホスト名:ポート番号/portalworks/PWAdminSystem |
ホスト名:Webサーバのホスト名
ポート番号:Webサーバのポート番号を指定します。デフォルトは80です。
(*)運用管理コンソールを起動するには、Interstageの起動が必要です。“Interstage起動の確認”を参照し、Interstageを起動してください。
■ポータル機能の運用の流れ
ポータル機能を運用する流れを以下に示します。

◇サービスの登録
ポータル機能で表示するアプリケーション、サンプルページをサービスとして登録します。
ポータル機能運用管理コンソールの[サービス]メニューから[別名登録]を選択し、サービスの登録を行ってください。
◇ロールの設定
ロールとは、複数のサービスを利用者の役割・権限によりグループ化する機能です。ロールを利用することにより、必要なサービスを必要な人にだけ提供することができます。
ポータル機能運用管理コンソールの[ロール]メニューから[登録/変更/削除]を選択し、サンプル用のロールを登録してください。
◇画面カスタマイズ
画面のレイアウトを設定します。
ポータル機能運用管理コンソールの[ロール]メニューから[登録/変更/削除]を選択します。登録したロールのカスタマイズボタン
をクリックし、画面のレイアウトを設定してください。
◇ポータル機能の開始
ポータル機能を開始します。
ポータル機能運用管理コンソールの[システム全般]メニューから[状態監視] を選択し、 [起動]をクリックしてください。
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