Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2

13.3 カストマイズ

13.3.1 改ざん検査をもっと短い間隔で実行したい

改ざん検査の実行頻度は、標準では、最も短くて1時間に1回です。もっと短い間隔に変更したい場合は、以下の手順でカストマイズします。作業場所は、管理サーバです。

1. 先ず、改ざん監視URL登録画面または改ざん監視URL編集画面を開き、[検査頻度]を[毎時1回]に設定します。
2. 次に、起動制御用定義ファイルdmcoll.iniをテキストエディタで開き、セクション[SEQ]内の起動間隔を示すパラメタpollingの値を希望する値へ変更します。

   dmcoll.iniのパスは、以下のとおりです。

   

   <インストールディレクトリ(可変)>\control\data\dmcoll.ini

   

   /etc/opt/FJSVssqc/data/dmcoll.ini

   pollingに指定できる値（単位：分）は、以下のどれかです。

   5, 10, 20, 30, 60

3. 次に、起動制御を再起動します。

   再起動方法は、以下のとおりです。

   

   コントロールパネルのサービス画面で、次のサービスを一度停止し、開始します。

   Systemwalker SQC sqcschdle

   

   以下の順で実行します。

   # /opt/FJSVssqc/bin/ssqcsch stop

   # /opt/FJSVssqc/bin/ssqcsch start

13.3.2 改ざん検査を任意の時点で実行したい

改ざん検査の実行は、標準では、1日1回または1時間に1回と定期スケジュールされます。改ざん検査を任意の時点で実行したい場合は、以下の手順で行います。作業場所は、管理サーバです。

1. 改ざん検査プログラムを直接実行します。

   実行方法は、以下のとおりです。

   

   C:\> <インストールディレクトリ>\bin\tamper_detect.exe

   

   # /opt/FJSVssqc/bin/tamper_detect.sh

2. 稼動状況画面で結果を確認します。