Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第4部 使用手引き> 第11章 Webサイトの利用状況を分析する

11.2 分析画面

利用状況分析画面の概と操作概要を説明します。

操作方法の詳細については、オンラインヘルプを参照してください。

11.2.1

分析画面は、利用者に対するグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)で、クライアントマシン上で動作します。

分析画面は、利用者と利用状況DB参照エンジンとの間に位置し、利用者に対して様々な視点からのデータ分析結果を グラフ形式と表形式で提示します。分析画面は、Webブラウザ上のWebページ(JavaTMアプレット)として動作します。

JavaTMアプレットについては、「3.2 環境設定の流れ」を参照してください。

分析画面では、分析種別、分析観点などの指定操作があった場合に、利用状況DB参照エンジンに対し、分析結果が格納されている利用状況DBからデータを採取するよう指示します。

分析画面の操作については、「11.2.6 分析ページの操作」を参照してください。

11.2.2 起動操

分析画面は、利用者が[Webサイト管理]画面で、以下の操作を行うことにより起動されるWebページ(viewer.html)です。

  1. トップページで[利用状況分析]ボタンを押下し、エージェントの選択ページを表示します。
  2. 分析を行うエージェントを選択して[OK]ボタンを押下します。

このviewer.htmlは編集しないでください。

11.2.2.1 起動する前に

分析画面を利用するには、あらかじめ、以下の2つの利用状況DBエンジンが起動されている必要があります。

以下の各起動方法は、「4.2 利用状況分析機能の環境設定」(被管理サーバ)および「5.2 利用状況分析機能の環境設定」(管理サーバ)や「11.1 利用状況DBエンジン」を参照してください。

分析画面を起動するには、あらかじめ、このWebページ(viewer.html)が参照できるようにWebサーバへ登録しておく必要があります。登録の詳細は「4.1 Webサーバの環境設定」(被管理サーバ)および「5.1 Webサーバの設定」(管理サーバ)を参照してください。

11.2.2.2

分析画面を起動するには、[Webサイト管理]画面で、以下の操作を行います。

  1. トップページで[利用状況分析]ボタンを押下し、エージェントの選択ページを表示します。
  2. 分析を行うエージェントを選択して[OK]ボタンを押下します。

分析画面の起動直後の初期画面は、以下の分析ページです。

ボックス

状態

分析対象サーバ

利用状況DB環境定義ファイルの先頭に定義されているサーバ

データ種別

サマリ(全体の統計表)

分析観点

なし(サマリの場合、分析観点は選択不可)

期間単位

現在の年月日(*1)を含む日:時間単位

*1) 現在の年月日については、「11.2.7.1 日付と時刻について」を参照してください。

11.2.3 終了操

以下の操作によって、分析画面は終了します。

11.2.4 画面構

代表的な画面構成とその各部名称(略称)、内容を説明します。操作方法の詳細は、次項以降の操作説明やオンラインヘルプを参照してください。

11.2.4.1 分析ペー

データの分析後にはこのような分析ページ画面が表示されます。

起動直後の初期画面は、「サマリ」画面です。グラフは表示されません。

ここでは、リクエスト状況のクライアントホスト名別分析ページを例に説明します。

■分析画面の

<1> 分析対象サーバボックス

<2> データ種別ボックス

<3> 分析観点ボックス

<4> 期間単位ボックス

<5> 期間選択リスト

<6> ページングボタン上/下

<7> 分析情報



<8> 凡例

<9> 数値軸(垂直スケール)

<10> 時間軸(水平スケール)



<11> グラフ形態

<12> 前期間の値ボックス

<13> タイトル行

<14> データ行



<15> 合計欄

<16> ドリルダウン先ボックス

<17> 表の行数

<18> 表示順

<19> ヘルプ

11.2.5 分析種類の概

分析画面では以下の2種類のサーバ(分析対象サーバ種別)での稼動状況の分析結果を表示します。

分析結果の種類(分析データ種別)には、以下の8種類があります。Webサーバでは8種類すべて、Proxyサーバでは6種類について、表示することができます。


分析画面では、上記の分析データ種別ごとに、さまざまな分析観点(URL別、クライアント別など)からの編集結果をグラフと表に表示します。


一部分析ページに関して、順に補足説明をします。

11.2.5.1 トラフィック量の表示につい

トラフィック状況の分析やその他のトラフィック量(トラフィック量の合計、成功リクエストトラフィック量の合計など)を表示する各分析ページでトラフィック量は、キロバイト(KB)単位で表示されます。

1000バイト未満かつ1バイト以上の場合、1キロバイトとして表示されます。

11.2.5.2 レスポンス分析ページについ

レスポンス分析は、以下の部分に関して他の分析ページとは異なります。

■SQC拡張ログ採取との関連について

レスポンス分析は、SQC拡張ログ採取によってSQC拡張ログファイルに蓄積されたデータをもとにデータの分析を行います。SQC拡張ログ採取を行っていない場合、このデータの分析を実行しても、データの分析結果は得られません。

■表示データについて

レスポンス分析ページで表示される値は、以下の3つです。

表には、平均時間の長い順(平均レスポンスの遅い順)にランク付けして表示されます。

以下の表に、表示単位とけた数などを示します。


項目

意味

数値の単位

けた数

整数4けたと小数点以下2けた(小数点第3位を切り上げ)

表示する範囲

0.01秒〜3,599.99秒

(1時間未満)

(10ms未満の場合、0.01秒 と表示)

表示範囲を超えた値の場合

1時間以上と表示


1時間(3600.00秒)以上の場合、表示上は「1時間以上」となりますが、平均値は実際の値を使用します。

■グラフ表示・切り替えについて

レスポンス分析ページでのグラフ表示は、他の分析ページと異なり、表の中から選択された1行(1つのURLまたはクライアント)についてだけ、平均・最大・最小がグラフ化されます。デフォルトでは、平均時間がTop1(表の1行目)のURLまたはクライアントだけに対するグラフが表示されています。マウスで表の行を選択すると、選択された行に対するグラフに切り替えることができます。

分析ページの分析情報部分(グラフ上部)には、分析種類名の下にグラフ表示対象名として、表から選択された名称(URL名またはクライアント名)が表示されます。

この操作方法は、後述する「11.2.6.1 データの分析を実行する」の「ドリルダウン分析を実行する」と同様ですが、レスポンス分析の場合、ドリルダウン分析の実行は行われないので、注意してください。

11.2.6 分析ページの操

11.2.6.1 データの分析を実行す

データの分析を実行すると、選択された「分析対象サーバ種別」「分析データ種別」「分析観点」「分析期間」に応じた分析ページが表示・更新されます。

データの分析のおおまかな実行方法(基本手順)は以下のようになります。

操作

各初期画面

【1】分析画面起動

デフォルトの分析対象サーバのサマリ

【2】分析対象サーバの選択

[分析対象サーバボックス]

サマリ

【3】分析データ種別の選択

[データ種別ボックス]

分析観点:ドロップダウンリストの先頭

【4】分析観点の選択

[分析観点ボックス]

分析期間:現在の年月日を含む週:日単位

【5】分析期間の変更

[期間単位ボックス、期間選択リスト]

↓↑

【3】、【4】で選択された分析結果

【6】ドリルダウン分析実行

ドリルダウンした結果


上記の6つの操作すべてでデータの分析が行われます。

上記操作の流れはあくまで基本的な操作手順を示しています。実際には必ずしも上記の手順どおりに操作する必要はなく、部分的に操作を省略したり、順番を入れ替えたりすることも可能です。

ただし、[【4】分析観点の選択]を行うには【3】でサマリ以外の分析データ種別を選択しておく必要があり、また、[【6】ドリルダウン分析実行]をするにはドリルダウン分析可能な分析ページを表示しておく必要があります。

以下に各操作について、説明します。「分析画面の起動」については「11.2.2.2 起動」を参照してください。

■分析対象サーバの選

分析対象サーバの選択は、「分析対象サーバボックス」で行います。ここで選択するサーバはあらかじめ利用状況DB環境定義ファイルにサーバの定義がされている必要があります。

■分析対象サーバの種

分析対象サーバの種別には以下の3種類があります。

分析対象サーバを選択することにより、各サーバ種別に応じた分析データ種別が選択可能になります。

[操作方法]

  1. 「分析対象サーバボックス」を押下し、表示されたドロップダウンリストから分析対象サーバを選択します。

    データの分析が実行され、データの分析ページが更新・表示されます。

[初期画面]

分析対象サーバ選択直後の初期画面は、以下の分析ページです。

ボックス

状態

分析対象サーバ

選択したサーバ

データ種別

サマリ(全体の統計表)

分析観点

なし(サマリの場合、分析観点ボックスは選択不可)

期間単位

現在の年月日(*1)を含む週:日単位

(*1) 現在の年月日については、「11.2.7.1 日付と時刻について」を参照してください。

■分析データ種別の選

分析データ種別は以下の8種類(Proxyサーバの場合は6種類)から選択します。


レスポンス状況は、分析対象サーバの種別がWebサーバおよびWebサイトグループの場合だけ、選択可能です。

ページ遷移状況は、分析対象サーバの種別がWebサーバの場合だけ選択可能です。

分析データ種別を選択することにより、各サーバ種別や分析データ種別に応じた分析観点ボックスのドロップダウンリストが用意されます。

[操作方法]

  1. 「データ種別ボックス」を押下し、表示されたドロップダウンリストから分析データ種別を選択します。

    データの分析が実行され、データの分析ページが更新・表示されます。

[初期画面]

分析対象サーバ選択直後の初期画面は、以下の分析ページです。

ボックス

状態

分析対象サーバ

選択されているサーバ

データ種別

選択した分析データ種別

分析観点

ドロップダウンリストの先頭の分析観点

ただしサマリの場合はなし(サマリの場合、分析観点は選択不可)

期間単位

現在の年月日(*1)を含む週:日単位



(*1) 現在の年月日については、「11.2.7.1 日付と時刻について」を参照してください。

■分析観点の選

分析観点の選択は「分析観点ボックス」で行います。「分析観点ボックス」は選択されている「分析対象サーバの種別」や「分析データ種別」に応じた種類の分析観点がドロップダウンリストに用意され、それを選択することができます。

[操作方法]

  1. 「分析観点ボックス」を押下し、表示されたドロップダウンリストから分析観点を選択します。

    データの分析が実行され、データの分析ページが更新・表示されます。

[初期画面]

分析観点選択直後の初期画面は、以下の分析ページです。

ボックス

状態

分析対象サーバ

選択されているサーバ

データ種別

選択されている分析データ種別

分析観点

選択した分析観点

期間単位

直前の分析ページと同じ期間単位・期間



データの分析結果が表示されなかったら

各操作によってデータの分析の結果、データがない場合は、「この期間のデータはありません」と表示されます。

それ以外の場合については、「17.2 利用状況分析機能」を参照してください。

■分析期間を変更す

分析期間を変更すると、データの分析が実行され、様々な期間の編集結果を表示することができます。「サマリ」画面やドリルダウン分析ページ上でも、通常の分析ページ同様、分析期間の変更ができます。

分析期間を変更するには、「期間単位ボックス」と「期間選択リスト」を操作します。期間選択リストから期間を選択した時点で、データの分析が実行され、編集結果の分析ページが表示されます。

ドリルダウン分析を実行する

ドリルダウン分析とは、特定のURLやクライアント、エラー番号などに絞り込んだ分析です。

分析ページの表の中から任意の1行を選択し、「ドリルダウン先ボックス」からドリルダウン先の分析観点を選択することでドリルダウン分析が実行され、選択した特定の項目だけで抽出した(絞り込んだ)編集結果が表示されます。

例えば、セッション状況のURL別分析ページの表から任意の1行を選択し、「ドリルダウン先ボックス」から[クライアントホスト名別の内訳]を選択すると、その行のURL名だけで抽出されたクライアントホスト名別分析ページが表示されます。

そこには、特定のURLに対する各クライアント別のセッション回数の集計結果が表示されます。

ドリルダウン分析は、後述する「ドリルダウン分析実行可能なページ」で示す分析ページ上だけで実行できます。

[ドリルダウン分析ページの画面表示]

ドリルダウン分析実行後に表示される分析ページの分析情報部分(グラフ上部)には、分析種類名の下に抽出名として、表から選択された名称が表示されます。

例えば、URL別分析ページからドリルダウン分析を実行した場合、そこには選択したURL名が表示されます。

[ドリルダウン分析を実行可能な分析ページ]

ドリルダウン分析実行可能な分析ページは、マウスで表の行選択ができるようになっています。

レスポンス状況の分析ページでは表の行選択は行うことができません。

レスポンス状況分析での表の行選択はドリルダウン分析ではなく、グラフ表示の切り替えを行うものです。詳細は「11.2.5.2 レスポンス分析ページについて」を参照してください。

[操作方法]

  1. ドリルダウン分析を実行可能な分析ページを表示させておきます。
  2. 表示された表の中からドリルダウン(抽出)したい項目の行を選択します。
  3. 「ドリルダウン先ボックス」を押下し、表示されたドロップダウンリストからドリルダウン先の分析観点を選択します。

ドリルダウン分析(データの分析)が実行され、データの分析ページが更新・表示されます。表示される内容は、表の行から選択した項目によって抽出された分析結果(分析ページ)です。

[初期画面]

ドリルダウン分析実行直後の初期画面は、以下の分析ページです。

ボックス

状態

分析対象サーバ

選択されているサーバ

データ種別

選択されている分析データ種別

分析観点

「ドリルダウン先ボックス」から選択した分析観点

抽出名

表の行から選択した項目名

期間単位

直前の分析ページと同じ期間単位・期間


■期間単位ボック

期間単位は、「○○:△△単位」という表示がされていますが、「○○」部分は分析期間を、「△△単位」部分はグラフにプロットする単位(時間軸の単位)を表しています。

例えば、「週:日単位」でデータの分析が実行された場合、以下のようになります。

表 :1週間の集計結果が表示されます。

グラフ :1週間分のデータが曜日(1日)ごとにプロットされます。

ただし、「△△単位」部分で、円グラフや「サマリ」画面の場合は例外です。後述の「円グラフとサマリでの分析期間単位について」を参照してください。

期間単位ボックスから分析期間の単位を選択すると、期間選択リストの表示が切り替わり、具体的な分析期間を選択することができるようになります。期間単位の選択だけではデータの分析の実行は行われません。

■期間選択リス

期間選択リストには、期間単位ボックスで選択された期間単位に応じた期間が「2000/11/7−2000/11/13」のように具体的な日付で表示されます。期間選択リストから分析期間を選択すると、その期間のデータの分析が実行され、結果の分析ページが表示されます。分析種類は直前の分析ページと同じになります。

[選択できる期間単位と選択したときに表示される期間選択リストの内容]


期間単位

期間選択リストの表示内容

説明

年:半期単位

yyyy

yyyy :西暦年

m :月(1〜12)

d :日(1〜31)

年:四半期単位

yyyy

年:月単位

yyyy

半期:月単位

yyyy/1−6

yyyy/7−12

四半期:月単位

yyyy/1−3

yyyy/10−12

月:日単位

yyyy/m

週:日単位

yyyy/m/d−yyyy/m/d

(日曜から土曜まで)

日:時間単位

yyyy/m/d

[操作方法]

  1. 「期間単位ボックス」を押下し、表示されたドロップダウンリストから期間単位を選択します。

    期間選択リストが選択した単位に応じた期間表示に切り替わります。

    データの分析はまだ実行されません。

  2. 「期間選択リスト」からデータの分析をする具体的な期間を選択します。

    選択された期間でデータの分析が実行され、分析ページが表示されます。

    分析種類は、直前に表示されている分析ページと同じ分析種類になります。

[期間選択リストのページング]

「期間選択リスト」で、目的の期間が表示されていない場合、ページングすることにより表示させ、選択できるようにします。

ページングは「期間選択リスト」の上下にある、ページングボタン上(▲)/下(▼)で行います。ページングすると、表示されている期間選択リストの範囲全体を過去または未来方向へずらして表示します。

ページングボタン上(▲)を押下すると過去方向へ、ページングボタン下(▼)を押下すると未来方向へ、ページングされます。

なお、「期間選択リスト」の表示期間が上限や下限(現在の年月日を含む期間)に達した場合、以下のように各ページングボタンは選択不可(グレー表示)となります。

上限(1980/1/1を含む期間)表示時 ページングボタン上(▲)選択不可

下限(現在の年月日を含む期間)表示時 ページングボタン下(▼)選択不可

[未来の期間について]

期間選択リストでは、未来の期間(現在の翌日以降)は選択できません。

現在の年月日はクライアントマシン時刻で判断しているので、最新の分析結果を得るためにはクライアントマシン時刻を正しくあわせておく必要があります。

クライアントマシン時刻については、「11.2.7.1 日付と時刻について」もあわせて参照してください。

円グラフとサマリでの分析期間単位につい

円グラフを表示する分析ページでは、選択した期間の合計がグラフ化されます。

そのため、以下の期間単位については、どの単位を選択しても同じ編集結果となり、1年間で集計したグラフが表示されます。

■前期間の値をグラフ上に表示す

前期間の値はグラフ分析の比較基準となる数値で、デフォルトでは非表示です。

前期間の値ボックスを選択することによりグラフ上に表示させることができます。前期間の値はグラフ形態にかかわらず常に折れ線でプロットされます。

前期間の値のグラフ表示には、その表示・計算方法の違いにより、3種類の表示モードがあります。各分析種類ごとにその表示モードを選択することができます。選択した表示モードは、分析画面が稼動している間は各分析種類ごとに保管されます。

円グラフ表示の分析ページには、前期間の値の表示(前期間の値ボックスの選択)はできません。

[前期間の値の表示モード種類]

前期間の値の表示モード種類は以下の3種類です。円グラフ表示と「サマリ」画面、「ページ遷移状況」画面以外の分析ページで選択できます。

前期間の値の表示方法

グラフ表示の振る舞い

非表示

前期間の値をプロットしません。デフォルトでこの状態です。

表示

分析期間から1つ前の期間での各時期の合計が前期間の値としてプロットされます。例えば、分析期間が「週:日単位」の月曜には、前週の月曜のトータルがプロットされます。

平均値

分析期間から1つ前の期間合計を期間数で割った値が前期間の値としてプロットされます。例えば、分析期間が「週:日単位」の場合、「前週1週間の合計÷7」となります。

[操作方法]

  1. 「前期間の値ボックス」を押下します。

    前期間の値の表示モードがドロップダウンリストに表示されます。

  2. ドロップダウンリストから前期間の値の表示モードを選択します。

    前期間の値の表示モードにより、前期間の値の表示が切り替わります。

    前期間の値のデータがない場合は、前期間の値はプロットされません。

[前期間とは]

現在の期間単位

前期間

年:半期単位

前年

年:四半期単位

前年

年:月単位

前年

半期:月単位

上期の場合

下期の場合

前期

前年の下期

同年の上期

四半期:月単位

第1四半期の場合

第2四半期の場合

第3四半期の場合

第4四半期の場合

前期

前年の第4四半期

同年の第1四半期

同年の第2四半期

同年の第3四半期

月:日単位

先月

週:日単位

先週

日:時間単位

前日

11.2.7 注意事

分析画面を利用するにあたっての注意事項を説明します。

11.2.7.1 日付と時刻につい

分析画面では、現在の日付と時刻を、クライアントマシンの時刻(年月日も含む)で判断します。

例えば、分析画面の起動直後の初期画面では、現在の年月日を含む週:日単位の「サマリ」画面が表示されますが、その「現在」とはクライアントマシン時刻上での現在ということになります。

また、期間選択リストで未来の期間は選択できませんが、この「未来」とは、クライアントマシン時刻より後のことを表します。

クライアントマシン時刻が遅れていると、それ以降の分析期間を選択できず、最新の編集結果が得られない場合があります。クライアントマシンは正しい日付・時刻にあわせておく必要があります。

11.2.7.2 URL移動時の動作につい

分析画面を起動しているWebブラウザで他のWebページ(URL)へ移動すると、分析画面は終了します。

Webブラウザ上の[戻る]ボタンや[進む]ボタンによって分析画面のWebページに戻った場合には、分析画面は再起動されます。このとき、分析画面は、一度終了し再起動した場合と同様、設定ページでの設定や基準値モードは、以前の状態を保管していません(デフォルト値に戻っています)。

11.2.7.3 拡張子名の表示につい

拡張子名の表示は、URL名の最終修飾子により表示方法が異なります。以下に詳細を示します。

URLの最終修飾子

表示される拡張子名

URL名がa.htmlの場合

html

URL名がa.gifの場合

gif

URL名がa.GIFの場合

GIF

URL名に拡張子が存在しない場合

<FILE>

URL名がディレクトリの場合

<DIRECTORY>

URL名がサーバのドメイン名の場合

<HOMEDIRECTORY>

パス名が取得できない場合

<NOTHING>

11.2.7.4 DNS変換不可時のホスト名とIPアドレス名表示につい

利用状況DB環境定義ファイルに「SearchDNS=yes」を指定した場合、分析対象ログに格納されているクライアントのホスト情報(ホスト名またはIPアドレス)に対してDNS変換を行いますが、何らかの理由で変換できないときは、下表のとおり表示します。

ログに格納されているクライアントのホスト情報

DNS変換

表示されるホスト名

表示されるIPアドレス

IPアドレスの場合

成功

ホスト名

IPアドレス

失敗

IPアドレス

IPアドレス

ホスト名の場合

成功

ホスト名

IPアドレス

失敗

ホスト名

ホスト名

11.2.7.5 分析するURL名の扱いについ

URL名については、分析対象のログファイルの内容を忠実に分析します。つまり、URL名に含まれる文字列については、大文字、小文字の区別を行い、別のURL名として処理します。

11.2.7.6 分析観点ボックスでURL別内訳を選択した場合の注意事

分析観点ボックスでURL別内訳を選択した場合には、利用状況DB環境定義ファイルの「RequestURLSuffix」に指定した拡張子に対応するURL名だけを表示します。

11.2.7.7 分析観点ボックスでURL拡張子別内訳を選択した場合の注意事

分析観点ボックスでURL拡張子別内訳を選択し、URL別でドリルダウンする場合、ドリルダウンする拡張子が利用状況DB環境定義ファイルの「RequestURLSuffix」に指定されていない場合は分析の対象外とみなし、「この期間のデータはありません」と表示します。

11.2.7.8 大量ログデータの分析結果を表示する場合の注意事

期間単位ボックスで年単位を選択し、大量ログデータの分析結果の表示を行った場合、分析画面の表示に時間がかかることがあります。


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