Systemwalker Live Help V13.2.0 Clientガイド - Windows(R)共通 -
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3.1.4 [Live Help Client]プログラムをサービスとして実行
[Live Help Client]プログラムをWindows(R)のサービスとして動作させることができます。[Live Help Client]プログラムをWindows(R)のサービスとして動作させると、無人で運用されているサーバやワークステーションに遠隔地から管理者権限でログイン、ログアウトして管理できるようになります。これは、Windows(R)の構成情報の変更のために、ユーザ権限ではなく管理者権限が必要な場合などに役立ちます。
[Live Help Client]プログラムはサービスとして実行している場合だけ、ログオフ後も実行を続けます。それ以外では[Live Help Client]プログラムは終了します。
サービスとして実行する場合、2つの選択があります。
- [Live Help Client]プログラムが起動された時点でサービスとして起動する。
- Windows(R)起動時にサービスとして自動的に起動する。
無人で運用されているサーバやワークステーションをリモートで監視したり、管理したりするには、このオプションが適切です。
[Live Help Client]プログラムをサービスとして起動するには、以下の操作を行ってください。
- [起動方式] ボタンをクリックします。[Live Help Client起動方式の選択]ダイアログボックスが開かれ、3種類の起動方式が表示されます。
- サービスとして起動 − Windows(R)起動時に自動起動
- サービスとして起動 − 自動起動しない
- サービスとして起動しない

- 最初の2つのオプション([サービスとして起動]欄のオプション)から、いずれかを選択します。
- 選択した内容を有効にするため、 [OK] ボタンをクリックします。
重要
- [Live Help Client]プログラムがサービス起動に設定されている場合、プログラムの動作中にユーザ名を変更することはできません。接続待ちダイアログボックスで[設定の変更]ボタンをクリックしても、[ユーザ名]欄はグレーアウトされ、入力できません。この場合、以下の手順でユーザ名を変更して下さい。
- [設定の変更]ボタンをクリックします。
- 起動方式を[サービスとして起動しない]に変更し、[Live Help Clientセットアップ]ダイアログボックスを一度終了します。
- [設定の変更]ボタンを再度クリックします。
- ユーザ名を変更します。
- 起動方式をサービス起動に戻し、[Live Help Clientセットアップ]ダイアログボックスを終了します。
- 現在ログオンしているユーザが[Live Help Client]プログラムをサービスとして起動するために必要な権限を持っていない場合、サービスとして起動するオプションは選択できません。
- Windows(R) 2000上で[Live Help Client]プログラムをサービスとして実行しかつ、Windows(R)起動時に自動起動させる場合には、Service Pack 2以降の適用が必要です。
- [Live Help Client]プログラムの起動方式が[サービスとして起動]に設定されている場合、またはWindows Vistaの場合は、WindowsファイアウォールでLive Helpの通信がブロックされても、それを通知する警告メッセージが表示されず、通信がブロックされていることに気付かない可能性があります。Windowsファイアウォールが有効になっているOS上でLive Helpを使用する場合は“Live Help ユーザーズガイド”−“付録D Windowsファイアウォールの設定”を参照して必要な設定を行ってください。
- [セキュリティ]で[OS認証方式を使用する]を指定する場合は、[サービスとして起動]を選択してください。
- リモート操作中に、クライアントのコンピュータで「ログオフ」操作を実行した場合、クライアントのOS および起動方式によっては、セッションが切断される場合があります。詳細は“Live Help ユーザーズガイド”の“3.8 ログオフ/ユーザーの切り替えをする場合の留意事項”を参照してください。
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