Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録B 留意事項> B.3 運用中に注意していただきたいこと

B.3.6 スケジュール情報ファイルの復元について

ジョブスケジューラは、スケジュール情報ファイ(“プロジェクト名.dbx”および“プロジェクト名.grp”)のバックアップを以下のタイミングで行います。

スケジュール情報ファイルのバックアップは、データベースディレクトリ配下のjobschbackupディレクトリ配下に作成されます。

ジョブネットの更新時に容量不足が発生した場合は、スケジュール情報ファイル、またはバックアップしたjobschbackupディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルに書き込みエラーが発生します。

データベースディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルに書き込みエラーが発生した場合は、以下の手順でjobschbackupディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルから復元してください。

  1. [業務選択]ウィンドウより、ジョブネットの登録情報を確認します。登録情報が表示されず、表示できない旨のエラーメッセージが表示された場合は、データベースディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルに書き込みエラーが発生している可能性があります。続けて以下の対処を実施してください。
  2. ジョブスケジューラサービス【Windows版】/ジョブスケジューラデーモン【UNIX版】を停止します。
  3. データベースディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルを障害調査に必要となる場合を考慮して任意のディレクトリにコピーします。
  4. jobschbackupディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルをデータベースディレクトリに複写します。
  5. ジョブスケジューラサービス【Windows版】/ジョブスケジューラデーモン【UNIX版】を再起動します。

上記の対処を実施後、再度、[業務選択]ウィンドウによりジョブネットの登録情報を確認します。それでも登録情報が表示されず、表示できない旨のエラーメッセージが表示される場合は、jobschbackupディレクトリ配下のスケジュール情報ファイルに書き込みエラーが発生している可能性があります。この場合は、あらかじめ、バックアップされている運用環境からリストアを実施してください。なお、リストアを実施した場合には、バックアップを実施した時点の情報となることに注意してください。

バックアップおよびリストアの詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“運用環境をバックアップ・リストアする”を参照してください。


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