Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 ジョブを監視する> 6.7 ジョブの監視に関する参考情報

6.7.3 ガントチャートの自動スクロールについて

[ガントチャート]ウィンドウでは、更新時刻や更新時刻に最も近い起動予定時刻を持つジョブネットを、常に[ガントチャート]ウィンドウの中心に自動スクロールして表示させることができます。

更新時刻とは、情報を更新した時のシステム時刻です。ただし、仮想時間を設定している場合は仮想時間となります。

横方向への自動スクロール
ガントチャートの横方向の中心は、更新時刻になります。

更新時刻の近くで、起動予定や実績のあるジョブネットまたはグループの状態を、すばやく確認できます。

縦方向への自動スクロール
ガントチャートの縦方向の中心は、実行待ちのジョブネット/グループのうち、最も更新時刻に近い起動予定時刻を持つジョブネット/グループになります。

現在実行中のジョブネット/グループをすぐに確認でき、更新時刻の近くで開始遅延になっているものを発見しやすくなります。

自動スクロールは、以下の場合に利用できます。

自動スクロールを利用する場合の設定方法について説明します。

■操作手順

  1. [自動スクロールの設定]の表示

    [ガントチャート]ウィンドウの[表示]メニューより、[自動スクロールの設定]を選択します。

  2. 自動スクロールの設定

    [自動スクロールの設定]ウィンドウより、自動スクロールしたい項目をチェックします。

    [更新時刻がビューの中心になるよう横(時間)方向を自動スクロール]
    ガントチャートの横方向の中心を、更新時刻に自動スクロールします。
    [開始時刻順にソートされている場合に縦(名前)方向を自動スクロール]
    ガントチャートの縦方向の中心を、最も更新時刻に近いジョブネット/グループに自動スクロールします。

なお、[自動スクロールの設定]ウィンドウで自動スクロールを有効にした後、手動でガントチャートをスクロールすると、自動スクロールは一時的に解除されます。このような場合、ガントチャートの右上に表示される[自動スクロール横方向有効]ボタンまたは[自動スクロール縦方向有効]ボタンを押下して再度、自動スクロールさせることができます。


自動スクロールのボタン切り替えについて

[自動スクロールの設定]ウィンドウで自動スクロールを有効にしている場合、[自動スクロール横方向有効]ボタンまたは[自動スクロール縦方向有効]ボタンにより、自動スクロールの有効/無効の切り替えが簡単にできます。

ただし、[自動スクロール横方向有効]ボタンまたは[自動スクロール縦方向有効]ボタンによる設定は、ガントチャートを終了した時点で解除されます。再度ガントチャートを表示した場合は、[自動スクロールの設定]ウィンドウに設定されている内容で表示されます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007