Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 運用例

5.1 運用例の概要

本章の設定方法では、以下に示す業務概要のうち、“営業”プロジェクトを例に挙げ説明しています、以下にその業務概要について説明します。

■プロジェクトの概要

以下に、“営業”プロジェクトの概要を説明します。

■サーバの運用形態

“営業”プロジェクトが登録されているサーバには、以下の3つのプロジェクトが登録されています。

また、あらかじめ定義しておいたスケジュールに沿って、自動的にサーバの電源投入/切断が行われるように設定します。サーバの運用スケジュールは、以下のとおりです。

■営業プロジェクトの運用形態

営業プロジェクトには、以下の6つのジョブネットが登録されています。各ジョブネットは、プロパティの定義内容に沿って、それぞれ自動的に処理されます。

“営業”プロジェクトへのアクセス権は以下のとおりです。以下のように分けて設定することでユーザからのアクセスを制限しています。

一般ユーザ:
参照のみ可能です。ジョブの実行状況などを見ることができます。
オペレータ:
操作と参照が可能です。ジョブの実行状況を監視し、異常終了したジョブを再起動させたり、強制終了させたりといった操作ができます。
管理者:
更新や登録、操作、参照が可能です。登録されているジョブやジョブネットの設定情報を変更したり、新たなジョブネットを作成したりできます。

 

また、“営業”プロジェクトの休日はサーバの休日(日曜日が休日)と異なるため、例では電源制御のSYSTEM_CALENDARを利用していません。SYSTEM_CALENDARとは別に、ジョブネット用に2種類の休日カレンダを用意します。

“営業”プロジェクトに登録されているジョブネットは、それぞれの処理パターンに応じて、以下の休日カレンダを利用します。

「本社」カレンダの休日:
毎週土日・祝日

12/30〜1/3

5/1〜5/5

8/12〜8/15

「営業所」カレンダの休日:
毎週土日

12/30〜1/3

5/3〜5/5

8/13〜8/15


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