Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録A 旧バージョンとの整合性

A.2 管理サーバ・スケジュールサーバ接続のサポート範囲

本説では、スケジュール分散機能の、管理サーバとスケジュールサーバ接続のサポート範囲について説明します。

Windows版は、1台のサーバで管理サーバもスケジュールサーバも兼ねる形態のみ利用可能です。

■異なるOSのサポート範囲

異なるOSの管理サーバ・スケジュールサーバ構成は、下表のとおりです。管理サーバ・スケジュールサーバ構成を、Solaris版/HP版の構成、または、Linux版/Linux for Itanium版の構成で統一してください。

 

スケジュールサーバ

Solaris版

HP版

Linux版

Linux for
Itanium版

Windows版

管理サーバ

Solaris版

×

×

×

HP版

×

×

×

Linux版

×

×

×

Linux for
Itanium版

×

×

×

Windows版

×

×

×

×

×

○:スケジュール情報の分散可 ×:分散不可

■異なるバージョンのサポート範囲

異なるバージョンの管理サーバ・スケジュールサーバのサポート範囲は、下表のとおりです。

新バージョンの管理サーバから、旧バージョンのスケジュールサーバへは、スケジュール情報の分散ができません。

 

スケジュールサーバ

11.0

12.0/V12.0L10
/12.1

V13.0.0
/V13.1.0
/V13.2.0

管理サーバ

11.0

12.0/V12.0L10
/12.1

×

V13.0.0/V13.1.0/
V13.2.0

×

×

○:スケジュール情報の分散可 ×:分散不可

管理サーバ・スケジュールサーバ構成で、スケジュール分散機能の環境が構築されている状態で、バージョンアップを行う場合は、必ずすべてのスケジュールサーバをバージョンアップした後、管理サーバをバージョンアップしてください。

管理サーバを先にバージョンアップした場合、スケジュールサーバをバージョンアップするまで、スケジュールサーバへのスケジュール情報の分散ができなくなります。

■異なるコード系のサポート範囲

Solaris版/HP版/Linux版/Linux for Itanium版では、UTF-8コードの環境をサポートしています。異なるコード系のサポート範囲は、下表のとおりです。

◆Solaris版/HP版のサポート範囲

 

スケジュールサーバ

Solaris版

HP版

EUC/SJIS

UTF-8

EUC/SJIS

管理
サーバ

Solaris版

EUC/SJIS

UTF-8

×

HP版

EUC/SJIS

×

 ○:スケジュール情報の分散可 ×:分散不可 
 △:コード変換で文字数オーバーして登録できない場合があります。

◆Linux版/Linux for Itanium版のサポート範囲

 

スケジュールサーバ

Linux版

Linux for Itanium版

EUC

UTF-8

EUC

UTF-8

管理
サーバ

Linux版

EUC

UTF-8

Linux for Itanium版

EUC

UTF-8

 ○:スケジュール情報の分散可 ×:分散不可 
 △:コード変換で文字数オーバーして登録できない場合があります。

表中で△のものについては、日本語で定義する以下の情報が対象です。日本語使用時にそれぞれ最大バイト数が2/3になるように指定すれば、スケジュール情報の分散が可能です。


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