Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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3.2.2 運用変更のリリース
運用変更用プロジェクトは、リリース日を契機としてマスタ情報と入れ替わります。このとき、マスタ情報は、以下のディレクトリに“プロジェクト名=リリース日”のファイルで退避されます。
- [Solaris、Linux/Linux for Itaniumの場合]
- /var/opt/FJSVJOBSC/jobschbackup2または、/var/opt/FJSVJOBSC/JOBDBn/jobschbackup2
- [HP-UXの場合]
- /opt/FHPJOBSCH/db/jobschbackup2または、/opt/FHPJOBSCH/db/JOBDBn/jobschbackup2
- [Windowsの場合]
- Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpjobsch\jobdb\jobschbackup2または、
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpjobsch\jobdbn\jobschbackup2
“JOBDBn”、“jobdbn”の“n”は、サブシステム1〜9までの各サブシステム番号に対応します。
退避した情報は、[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの“スケジュール状況管理日数”で指定した期間、保管され、期間を超えると削除されます。
反映されたマスタ情報から、当日のスケジュール情報が抽出され、適用されます。

- 運用変更でエラーが発生している状態では、リリース日以外の運用日のスケジュールの実行ができません。異常の発生しているリリース日に対してリカバリ(スケジュール実行)を行うか、スケジュールの取り消しを実施してください。
- 運用変更でエラーが発生した場合に、スケジュールの取り消しを行うと、マスタ情報と運用変更用プロジェクトは、それぞれ、運用変更の適用前の状態に戻ります。
- 運用変更でエラーが発生した運用日に対して、翌日以降にスケジュールの取り消しを行った場合、リリース日が過去の日付となり、運用変更が適用されません。リリース日を変更してください。詳細は、“リリース日の変更”を参照してください。
- 運用変更のリリース日に運用変更は正常終了したが、スケジュール情報の分散でエラーが発生して、スケジュールの取り消しを実行した場合、スケジュールは取り消され、“未実行”状況になりますが、運用変更されたマスタ情報は元に戻りません。
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