Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

7.12 mjsdaemon ジョブ実行制御デーモン起動コマンド【UNIX版】

■記述形式

mjsdaemon [-sys サブシステム番号]　　(注)

注)

“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

ジョブ実行制御は以下の2段階の処理により機能が開始します。

1. ジョブ実行制御デーモンの起動
2. ジョブ実行制御の運用の開始

Systemwalker Operation Managerサーバの起動とともに、a.が自動起動され、さらにb.が自動起動されます。

mjsdaemonコマンドは、ジョブ実行制御デーモンを起動し、ジョブ実行制御の運用を開始するコマンドです。以下のジョブ実行デーモン起動スクリプトから使用します。

Solaris版	/etc/opt/FJSVMJS/etc/rc3.d/S99MJS
HP版	/opt/FHPMJS/usr/lib/mjes/S99MJS
AIX版	/opt/FAIXMJS/usr/lib/mjes/S99MJS
Linux版/Linux for Itanium版	/etc/opt/FJSVMJS/etc/rc3.d/S99MJS

■オプション

^[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■復帰値

復帰値	意 味
0	コマンド処理が正常に終了しました。
0以外	コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。

■コマンド格納場所

Solaris HP-UX AIX Linux Linux for Itanium

/usr/lib/mjes

■実行に必要な権限

システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。

■注意事項

本コマンドは、ジョブ実行制御デーモン起動スクリプトから使用してください。直接実行すると、ジョブ実行制御デーモン起動スクリプト内で行っている環境変数などの設定が行われないため、文字コード環境が異なるといった問題が発生します。