Interstage Application Server アップデート情報 -Solaris-
目次 前ページ次ページ

第1章 追加機能の概要

1.3 EJBサービス

項番

VL

機能名

内容

参照マニュアル

WJE

SJE

EE

1

8.0

CMP2.0の複数件検索時の高速化

CMP2.0 Entity Beanで複数件検索した場合に、コンテナが発行するSQL文の数が削減され、DBMSとの通信回数が削減されるため検索処理性能が向上しました。

J2EEユーザーズガイド「Entity Beanの最適化処理」の「CMP2.0の複数件検索時の高速化」

2

8.0

CMP2.0の更新データの一貫性保証

複数トランザクションからの処理についてもデータ整合性を保ち、デッドロックを防ぎます。

J2EEユーザーズガイド「Entity Beanとデータベースの対応」の「CMP2.0の更新データの一貫性保証」

3

8.0

CMPデータのstream転送機能

Entity Beanの CMP1.1または2.0を使用したEJBアプリケーションで、DB側に設定したカラムの最大値までデータの挿入/検索/更新/削除ができます。
また、Oracleが推奨するBLOB/CLOBデータへのアクセスが可能となりました。

J2EEユーザーズガイド「Entity Beanの実装」の「CMPで定義するJavaのデータ型とDBMSのSQLデータ型との対応」
チューニングガイド「EJBコンテナのチューニング」の「Entity Bean」

4

8.0

STATELESS Session Beanインスタンス生成モード機能改善

STATELESS Session Beanで、初回create時のレスポンス性能を向上するため、インスタンス作成のタイミングを選択できるチューニング機能が追加されました。

チューニングガイド「EJBコンテナのチューニング」の「Session Bean」

5

8.0

EJBのプロセスディスパッチ方式の機能改善

EJBコンテナのプロセス多重度を2以上に設定した場合、各プロセスへの要求がラウンドロビン方式(各プロセスに処理要求を順番に割り振る方式)でディスパッチされるようになりました。

チューニングガイド「EJBコンテナのチューニング」の「同時処理数」

6

8.0

Message-driven Beanのメッセージ受信処理機能の改善

スレッド作成/削除処理の軽減、およびスレッドオブジェクトのメモリ解放(GC)処理が軽減されます。

チューニングガイド「EJBコンテナのチューニング」の「Message-driven Bean」


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007