Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (データベース連携サービス編) |
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第4章 サーバアプリケーションの開発(CORBAアプリケーション/C言語) |
サーバアプリケーションの構成について以下に示します。
CORBAサービスおよびデータベースのアクセスに関する初期化を行います。
ユーザがそれぞれのデータベースへアクセスする操作の処理です。
C言語の場合、トランザクション管理をサポートする以下のライブラリを結合します。
libservapl.lib libtacebasent.lib fjotsld.obj
libservapl.so libtacebasent.so
XAインタフェースとの連携用プログラムです。XA連携用プログラムは、otsmkxapgmコマンドで作成します。リソースの種別ごとに作成しますが、1つのアプリケーションから複数のリソースへアクセスするような場合は、リソースごとのxa_switch_t構造体の名前を指定して1つのXA連携用プログラムを作成します。
xa_switch_t構造体の詳細な情報は、データベースのマニュアルを参照してください。また、otsmkxapgmコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
なお、以下のXA連携用プログラムを標準に提供しています。該当リソースを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドで作成する必要はありません。
このうち、Symfoware/RDB用のXA連携用プログラムは、プロセスモード用とスレッドモード用があり、スレッドモード用のXA連携用プログラムは、Symfoware/RDBから提供されているスレッド用ライブラリを意識したものです。よって、Symfoware/RDBを使用する場合、環境にあわせてスレッドモード用ライブラリあるいは、プロセスモード用ライブラリを使用してください。
MQDに関係するXA連携用プログラムは、すべてスレッドモード用になります。
データベースから提供されるライブラリを結合します。以下に示すファイルが提供されています。
Oracle(Ver.8.0.5)の場合:XA80.LIB, OCI.LIB, SQLLIB80.LIB Oracle(Ver.8.1.7)の場合:ORAXA8.LIB, OCI.LIB, ORASQL8.LIB Symfoware/RDBの場合:F3CWXA.LIB, F3CWDRV.LIB SQL Serverの場合:NTWDBLIB.LIB
Oracle(Ver.8.0.5)の場合:libclntsh.so, libsql.a, libcommon.a, libcore4.a, libclient.a, libnlsrtl3.a Oracle(Ver.8.1.7)の場合:libclntsh.so, libsql8.a, libcommon8.a, libcore8.a, libclient8.a, libnls8.a Symfoware/RDBの場合:librdbxa.so, libsqldrv.so
Oracle(Ver.9.0.1)の場合:libclntsh.so, libsql9.a, libcommon9.a, libcore9.a, libclient9.a, libnls9.a
なお、データベース依存ライブラリについては、使用するデータベースのマニュアルで確認してください。
CORBAサービスから提供されるライブラリ(ODSV.LIB, ODCNSV.LIB, ODIFSV.LIB)を結合します。Interstageインストールフォルダ\ODWIN\lib配下に格納されています。
CORBAサービスから提供されるライブラリ(libOM.so,libOMcn.so)を結合します。CORBAサービスのインストールディレクトリ/lib配下に格納されています。
ただし、libOM.soはスレッド用、プロセス用があるので、サーバアプリケーション環境にあわせて該当するライブラリを結合してください。スレッド用は、CORBAサービスのインストールディレクトリ配下の/libに、またプロセス用はCORBAサービスのインストールディレクトリ配下の/lib/ntにあります。
サーバアプリケーションを起動する際、環境変数LD_LIBRARY_PATHには、サーバアプリケーション環境にあわせてCORBAサービスのライブラリパスを設定してください。
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