FUJITSU PC-X ユーザーズガイド V20 - Linux - |
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第4章 設定 | > 4.2 運用情報設定詳細 |
運用モードがクライアント起動に設定されている場合、X サーバを起動後、rexec / rsh / telnet によってサーバに接続し、表示させたい X クライアントを起動します。
クライアント起動での設定項目について説明します。
サーバに接続する際に用いるプロトコルを指定します。選択できるプロトコルは以下の3種類です。
rexec (デフォルト) |
rsh |
telnet |
接続方式が telnet の場合に、各種プロンプトの文字列を指定します。
ログイン(L) |
リモートユーザ名を入力する際のプロンプト文字列を入力します。 |
パスワード(P) |
パスワードを入力する際のプロンプト文字列を入力します。 |
プロンプト文字(C) |
リモートクライアントパスを入力する際のプロンプト文字を指定します。 |
応答時間(B) |
サーバが応答するまでの待ち時間を指定します。指定した時間の間に応答が無い場合は接続不可と判断します。 |
root ユーザでログインする場合、プロンプト文字に "#" を設定してください。"#" を設定してない場合、正常に起動しない場合があります。
チェックした場合 |
リモートユーザ名とパスワードを起動時に毎回手動で入力するようにします。 |
チェックしない場合 |
リモートユーザ名とパスワードに指定した文字列を自動入力します。 |
接続するサーバのホスト名を指定します。
接続するサーバの種類を指定します。指定できるのは以下の5種類です。
Solaris |
Linux |
UXP/DS |
HP-UX |
その他 |
サーバ接続時に実行するコマンドを指定します。複数のコマンドを実行したい場合は、各コマンドを ";" (セミコロン) でつなぎます。なお、リモートクライアントパスでは次の変数を使用することができます。
&D |
PC-X のディスプレイ変数 (ホスト名:ディスプレイID) に置き換えられます。 |
&G |
後述の画面座標位置 (+X座標+Y座標) に置き換えられます。 |
\& |
&文字に置き換えられます。 |
リモートクライアントパスに指定したコマンドに -display オプション (-display ホスト名:ディスプレイID)を自動的に付加します。これが指定されていない場合は、リモートクライアントパスに明示的に -display 指定する必要があります。
X クライアントの表示位置を指定します。X座標,Y座標ともに -32767〜32767 の範囲で指定します。
画面表示位置で指定した値が -geometry オプションとして自動的にリモートクライアントパスに付加されます。
サーバパッケージとしてインストールされているコマンドを使用し、リソース読込みを行うか指定します。リソース読込みの設定ボタンを押すとリソース読込みの設定ウィンドウが表示されます。
読込み |
行う(Y) |
リソース読込みを行います。 |
行わない(N) |
リソース読込みを行いません。 |
|
ファイル名(F) |
読込むリソースファイル名をフルパスで指定します。 |
通常は、以下のリソースファイル名を指定してください。
接続サーバ |
ファイル名 |
Solaris |
/opt/FSUNpcx/config/SXres |
Linux |
/opt/FJSVpcx/config/LXres |
UXP/DS |
/opt/uxpPCX/config/DSXres |
FUJITSU PC-X コントロールパネルで、この運用情報用に表示するアイコンを指定します。
起動する X サーバの設定 (X サーバ情報) を指定します。通常は以下のように指定します。
接続サーバ |
X サーバ情報 |
Solaris |
SOLARIS (マルチ) |
Linux |
LINUX (マルチ) |
UXP/DS |
UXP/DS (マルチ) |
X サーバ名に指定されている X サーバ情報の変更を行います。
Xサーバ情報変更の詳細は、"4.4 X サーバ情報設定詳細" を参照してください。
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