FUJITSU PC-X ユーザーズガイド V20 - Linux -
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第3章 運用> 3.1 サーバへの接続> 3.1.3 UXP/DS サーバへの接続

3.1.3.4 X サーバ起動による接続

X サーバ起動はこれまでの接続と異なり、X サーバの起動のみを行い、PC-X からサーバへの接続は行いません。この際に起動される X サーバは PC-X の1つのウィンドウが表示領域全体となります。

X サーバ起動を行う場合、以下の2つの方法があります。

  1. [スタート]メニューから [UXP/DS X サーバ起動] を起動する。
  2. FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動し、X サーバ起動を選択する。

X サーバ起動で X サーバを起動すると背景がメッシュ状のウィンドウが表示されます。

起動された X サーバにアプリケーションを表示するには以下の2つの方法があります。

  1. X クライアントの環境変数 DISPLAY に PC-X を実行しているホスト名:0 を指定し、表示させます。

    $ setenv DISPLAY pc:0
    $ ximpterm

  2. X クライアント起動時に、表示する X サーバとして PC-X を実行しているホスト名:0をパラメタ指定 (通常は -display) する。

    $ ximpterm -display pc:0

なお、X サーバ起動ではウィンドウマネージャを起動しないため、ウィンドウ管理は行われません。通常の使用をするには手動でウィンドウマネージャを起動する必要があります。


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