| Symfoware Parallel Server SQLビギナーズガイド |
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応用プログラム中で、SQL文の実行結果は状態変数のSQLSTATEに通知されます。したがって、応用プログラムは、SQL文を実行するたびにSQLSTATEをチェックして、Symfoware/RDBの処理結果を確認しながら処理を進めることができます。
状態変数のSQLSTATEは、5桁の文字型の変数です。SQL文を実行した結果、SQLSTATEに設定される値を“状態コード”と呼びます。状態コードの先頭の2桁を“例外コード”と呼び、うしろの3桁を“副例外コード”と呼びます。SQL文の実行結果に対するコードの値を“表:SQLSTATE値”に示します。
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例外 |
例外条件 |
副例外 |
副例外コードの意味 |
|---|---|---|---|
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００ |
正常終了 |
０００ |
なし |
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０１ |
警告 |
００５ |
なし |
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０２ |
データなし |
０００ |
なし |
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０７ |
動的SQLエラー |
０００ |
なし |
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００１ |
USING句が被準備文内の動的パラメタと対応しない |
||
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００２ |
USING句が被準備文内の選択リスト（相手指定）と一致しない |
||
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００３ |
被準備文が＜カーソル指定＞である |
||
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００４ |
動的パラメタ指定に対するUSING句が指定されていない |
||
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００５ |
被準備文が＜カーソル指定＞でない |
||
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００６ |
埋め込みホスト変数属性違反（制限されたデータ型属性を指定） |
||
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００７ |
（相手指定に対する）結果USINGが指定されていない |
||
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００８ |
SQL記述子域の個数不当 |
||
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００９ |
SQL記述子域のインデックス不当 |
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０８ |
コネクション違反 |
０００ |
コネクションの利用方法の誤り |
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００２ |
使用中のコネクション |
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０８ |
コネクション違反 |
００３ |
コネクションが存在しない |
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００４ |
SQLサーバがSQLコネクションの接続を拒絶した |
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０９ |
被トリガ動作例外 |
０００ |
なし |
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０Ａ |
未サポート機能 |
０００ |
なし |
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２１ |
基数違反 |
０００ |
単一行SELECT文の実行で２行以上が検索された、または、比較述語に直接含まれる副問合せの結果が２行以上検索された |
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２２ |
データ例外 |
００１ |
文字データの右側を切り捨てた（トランケート） |
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００２ |
ナル値を設定する標識変数の指定がない |
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００３ |
扱える数値の範囲を超えた |
||
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００５ |
代入規則違反 |
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００８ |
扱える日時の範囲を超えた |
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０１１ |
部分文字列の指定に誤り |
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０１２ |
除数０による除算 |
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０１５ |
扱える時間隔の範囲を超えた |
||
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０１８ |
型変換を行う文字列の形式に誤り |
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０１９ |
エスケープ文字の不当 |
||
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０２４ |
正しくない文字型ホスト変数（入力ホスト変数の定義サイズ内にナル文字が存在していない） |
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０２７ |
TRIM文字の指定に誤り |
||
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７０１ |
正しくない可変長文字列（長さ部の値が０未満、または、定義サイズを超えている） |
||
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７０２ |
DSI範囲外アクセス |
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７０３ |
正しくない数値 |
||
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７０４ |
正しくない文字（各国語文字列の値が不当） |
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２３ |
NOT NULL制約違反， |
０００ |
なし |
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２４ |
カーソル状態不当 |
０００ |
なし |
|
２５ |
トランザクション状態不当 |
０００ |
なし |
|
２６ |
SQL文識別子不当 |
０００ |
なし |
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２８ |
パスワードが不当 |
０００ |
なし |
|
２Ｅ |
コネクション名が不当 |
０００ |
なし |
|
２Ｆ |
ルーチン呼び出しエラー |
０００ |
なし |
|
３３ |
記述子名不当 |
０００ |
なし |
|
３４ |
カーソル名不当 |
０００ |
なし |
|
３７ |
SQL文構文エラー |
０００ |
なし |
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３Ｄ |
カタログ名不当 |
０００ |
なし |
|
３Ｆ |
スキーマ名不当 |
０００ |
なし |
|
４０ |
トランザクション |
００１ |
トランザクション直列化に失敗または実時間オーバー |
|
００３ |
文終了不明（処理時間オーバーまたは強制終了） |
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|
７０１ |
テンポラリログ領域不足 |
||
|
７０２ |
COMMIT実行時エラー |
||
|
８０１ |
定義系処理異常 |
||
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４２ |
アクセス規則違反 |
０００ |
権限なし |
|
４４ |
ビューに対する更新で |
０００ |
なし |
|
７０ |
定量制限 |
０００ |
なし |
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７１ |
環境不整合または運用矛盾 |
０００ |
OSの制限値を超えた |
|
００１ |
Symfoware/RDBが未起動 |
||
|
００２ |
サーバシステムが未起動 |
||
|
０１０ |
環境変数または、動作環境ファイルの形式が不当 |
||
|
０２０ |
Symfoware/RDBの制限値を超えた |
||
|
０３０ |
Symfoware/RDB環境矛盾 |
||
|
２１０ |
DSIが未定義またはDSIが未選択 |
||
|
２２０ |
DSIが未フォーマット |
||
|
３００ |
カーソル矛盾 |
||
|
４００ |
利用規定（注） |
||
|
４１０ |
アクセス禁止 |
||
|
５００ |
データベース未定義またはDSO未定義 |
||
|
６００ |
セションロック不可状態 |
||
|
７００ |
トランザクションの実行多重度オーバー |
||
|
７１０ |
リカバリ要状態 |
||
|
７２０ |
データベースまたは、RDBディクショナリの矛盾 |
||
|
７３０ |
定義系処理異常 |
||
|
７４０ |
分割転送での矛盾 |
||
|
８００ |
DSI自動容量拡張での異常 |
||
|
７２ |
外部記憶領域等の不足 |
０００ |
DSIの格納領域不足 |
|
０１０ |
データベーススペース不足 |
||
|
１００ |
ディレクトリ領域不足 |
||
|
７２ |
外部記憶領域等の不足 |
２００ |
作業用テーブル領域不足 |
|
７３ |
メモリの領域不足 |
１００ |
ローカルメモリのプール数が設定上限値を超えた |
|
１１０ |
ローカルメモリの不足 |
||
|
２００ |
共用メモリのプール数が設定上限値を超えた |
||
|
２１０ |
共用メモリの不足 |
||
|
３００ |
共用バッファの不足 |
||
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７４ |
外部記憶領域への |
０００ |
データベーススペースの入出力異常 |
|
０１０ |
データベーススペースのアクセス権なし |
||
|
１００ |
ディレクトリ領域への入出力異常 |
||
|
１１０ |
ディレクトリ領域のアクセス権なし |
||
|
２００ |
作業用ファイルの入出力異常 |
||
|
２１０ |
作業用ファイルのアクセス権なし |
||
|
４００ |
テンポラリログ領域の入出力異常 |
||
|
４１０ |
テンポラリログ領域のアクセス権なし |
||
|
５００ |
スナップファイルへの入出力異常 |
||
|
６００ |
その他のファイルの入出力異常 |
||
|
６１０ |
アクセス権なし |
||
|
７２０ |
RDBディクショナリの入出力異常 |
||
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７５ |
コネクション環境異常 |
０００ |
コネクション実行環境の異常 |
|
７６ |
システム環境異常 |
０００ |
システム異常 |
注)処理対象のDSIに対するrdbfmtコマンドを実行中の場合にも設定されることがあります。
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