Symfoware Parallel Server JDBCドライバユーザーズガイド

D.1.2.2 Solaris編

JServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)に以下の環境変数を設定してください。
他のサーブレット・コンテナでの設定方法は、使用するサーブレットのドキュメントを参照してください。

• CLASSPATHの設定

  JDBCドライバを呼び出すために、JServlet環境定義ファイルにCLASSPATHの設定をします。
  設定内容は以下のとおりです。

  【記述形式】

  <containername>.env=CLASSPATH=<install-dir>
  <containername>.env=CLASSPATH=<install-dir>/com/fujitsu/symfoware/jdbc2

  <containername>...サーブレット・コンテナ名
  <install-dir>.............JDBCドライバインストール先ディレクトリ

  【記述例】

  サーブレット・コンテナ名 .............................. sample
  JDBCドライバインストール先ディレクトリ ... /jdbc の場合

  sample.env=CLASSPATH=/jdbc
  sample.env=CLASSPATH=/jdbc/com/fujitsu/symfoware/jdbc2

  
  

• LD_LIBRARY_PATHの設定

  JServlet環境定義ファイルにLD_LIBRARY_PATHの設定をします。

  【<containername>.envの注意事項】

  CLASSPATHとPATH以外の環境変数に複数の値を設定する場合、値をデリミタで区切って設定します。
  例えば、LD_LIBRARY_PATHのデリミタは":"(コロン)です。
  設定内容は以下のとおりです。

  【記述形式】

  <containername>.env=LD_LIBRARY_PATH=<install-dir>/com/fujitsu/symfoware/jdbc:<RDB-install-dir>/FSUNrdb2b/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib

  <containername> ... サーブレット・コンテナ名
  <install-dir> ............. JDBCドライバインストール先ディレクトリ
  <RDB-install-dir> ... FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ

  【記述例】

  サーブレット・コンテナ名 .............................. sample
  JDBCドライバインストール先ディレクトリ ... /jdbc の場合
  FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ ....... /opt の場合

  
  sample.env=LD_LIBRARY_PATH=/jdbc/com/fujitsu/symfoware/jdbc:/opt/FSUNrdb2b/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib

  
  

• LD_PRELOADの設定

  データベースの文字コード系がUNICODEの場合、以下を設定してください。

  <containername>.env=LD_PRELOAD=/etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so

  
  

• 記述例

  sample.env=CLASSPATH=/jdbc
sample.env=CLASSPATH=/jdbc/com/fujitsu/symfoware/jdbc2
sample.env=LD_LIBRARY_PATH=/jdbc/com/fujitsu/symfoware/jdbc:/opt/FSUNrdb2b/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib


  
  

• 注意事項

  サーブレット・コンテナの動作環境ファイルを修正した場合、サーブレット・コンテナを再起動してください。