Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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第4章 サービスのセットアップ> 4.2 サービスの追加

4.2.14 Webサービスのインストール

Webサービのサービス名を指定します。

以下に、Webサービスの設定ウィンドウを示します。

Webサービスの拡張機能および携帯連携機能のセットアップは、[to config]コマンドで行います。
[to config]コマンドでのセットアップ方法については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。

◆Webサービス環境の設

Webサービスのホスト名とポート番号を指定します。

以下に、これらの環境設定ウィンドウを示します。

  • TeamWARE OfficeサーバとWWWサーバが同じコンピュータにインストールされている場合、WWWサーバが80番ポートを利用しており、TeamWARE Officeのポート番号と競合することがあります。このような場合は、ポート番号が競合しないように、TeamWARE Officeのポート番号を変更してください。同じポート番号を使用した場合は、動作は保証されません。
  • ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能はActiveXコントロールを用いていますが、このActiveXコントロールは32768以上のポート番号での通信ができません。ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能用のActiveXコントロールを利用する場合には、Webサービスのポート番号を32767以下にしてください。

[マルチサーバ環境における留意事項]

  • サーバおよびクライアントマシンがDNSを利用してTeamWAREサーバの完全修飾ドメイン名(ホスト名.ドメイン名)を解決可能にしておくことを、強くお勧めします。なおDNSを用意できない場合でも、ホスト名やIPアドレスを使ったURLで、TeamWAREサーバにアクセスすることも可能ですが、マルチサーバ環境での認証情報の引継ぎが行われず、複数回認証が必要になることがあります。
  • Webサービスを利用するすべてのサーバ上で、同一ポートで同一種類(旧製品互換あるいは最新)のテンプレートを使用してください。なお、複数プロセスを起動した場合には、プロセス単位で同一ポートで同一種類のテンプレートを使用してください。
  • Webサービスを利用するすべてのサーバの初期化ファイル(http.ini)の以下の値を同一にしてください。
    [Security]セクション の UseCookieLoginキー、CookieDomainキー、CookiePathキー、UseOtherLDAPServerキー
    [Document]セクション の UseActiveXキー
    [Localize]セクション の LocalUserMacroFileキー
    [MacBinary]セクション の すべてのキー
    [TopPage]セクション の すべてのキー
    [Personalize]セクション の すべてのキー
    [PersonalizePermission]セクション の すべてのキー

詳細は、“TeamWARE Office 管理者ガイド”の“14.3 初期化ファイル(http.ini)の変更”を参照ください。


◆Webサービスの作業用ディレクトリのパス設

Webサービスの作業用ディレクトリを指定します。

以下に、作業用ディレクトリの設定ウィンドウを示します。

[一般的な留意事項]

基本的にProxyサーバを利用しないでください。Proxyサーバがデータをキャッシュする設定になっていた場合には、画面が正しく表示されないなどの不具合が起きることがあります。やむを得ず、Proxyサーバを利用する場合には、Webサービスで利用するデータをキャッシュしないようにProxyサーバを設定してください。

[LDAP関連の留意事項]

◆Webサービスの監査イベントログ記録の定

Webサービスの監査イベントログを記録するかどうかを設定します。

監査イベントログの詳細については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”の“18.7.2 監査イベントログ”を参照してください。


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