Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド

3.5 サーバソフトウェアの更新インストール

既存のTeamWARE Officeサーバソフトウェアの更新インストールを行う場合の説明をします。

◆更新インストールの準備

更新インストールを行う前に、CD-ROM(TeamWARE Office 200X V2.0L30)ドライブ直下の“Readme.txt”とTeamWARE Office 200X V2.0L30 移行説明書“Twupnote.pdf”をお読みください。
これらには、TeamWARE Officeを移行し運用するうえで重要な情報が記載されています。
また、以下の項目も確認してください。

• Windows NT(R)システム管理者のパスワード
  TeamWARE Officeの更新インストールは、Windows NT(R)システム管理者の資格で行います。このため、Windows NT(R)システム管理者のパスワードを確認しておきます。
• 既存のTeamWARE Officeサーバソフトウェアのインストールディレクトリを確認しておきます。
• TeamWARE Office全体をOSのバックアップコマンドでバックアップしておきます。

◆セットアッププログラムの起動

セットアッププログラムの起動手順を以下に示します。

1. TeamWARE Officeサーバを停止します。サイト内のすべてのTeamWARE Officeサーバを停止します。
2. RFC1006 Transport Serviceを停止します。
   コントロールパネルのサービスアイコン内のRFC1006 Transport Serviceを停止してください。
3. CD-ROMドライブにCDを挿入します。サーバにCD-ROMドライブが付属していない場合は、CD-ROMドライブ付きのコンピュータにCDを挿入し、ネットワーク経由で接続します。
4. セットアッププログラムが入っているディレクトリで、Setup.exeを実行します。セットアッププログラムは、CD-ROMドライブの\servers\nt\twserverのディレクトリにあります。

セットアッププログラムの起動は、必ず、TeamWARE Officeサーバを停止したあとに実施します。TeamWARE Officeサーバの停止方法については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。

◆インストールモードの選択

セットアッププログラムを起動すると、以下に示すウィンドウが表示されます。以前インストールしたディレクトリ内のファイルを更新するかどうかを決定します。

[いいえ]ボタンをクリックすると、セットアッププログラムは終了します。

[はい]ボタンをクリックすると、以下に示すウィンドウが表示されます。ここではモジュールのコピーを行うか、モジュールのコピーは行わずにサービスのセットアップのみを行うかを選択できます。

[次へ]ボタンをクリックすると、インストールモードを選択するために、以下に示すウィンドウが表示されます。このオプションボタンの中から[標準]または、[カスタム]のいずれかを選択します。ここでは、標準設定値である[標準]を使用します。

◆コピー完了後の操作

コピーが正常に完了したら、以下のウィンドウが出力されます。ここで、 [いいえ]ボタンをクリックし、更新インストールを終了します。

◆移行に伴う対処

TeamWARE Office 200X V2.0L30 移行説明書“Twupnote.pdf”を参照し、必要な対処を行います。

◆TeamWARE Officeサーバの起動

TeamWARE Officeサーバを起動します。 TeamWARE Officeサーバの起動方法については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。