TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
|
目次
索引

|
P.1.1 tomadminツールの使用方法
ここでは、tomadminツールの使用方法について説明します。
起動方法
TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリで、"tomadmin"コマンドを入力します。このとき、パラメータには、削除内容を記述したパラメータファイルのファイル名を指定します。
コマンドの指定形式
tomadmin パラメータファイル名
オペランドの説明
パラメータファイル:
メール削除のために必要な情報を記述したファイルの名前を、フルパスで指定します。
パラメータファイルは、テキストファイルで以下の形式で記述します。
function=DELETE_OLD_MAIL
[server=メールサーバ名|メールサーバアドレス]
[older_than=経過期間[M|W|D]]
[del_new_message=YES|NO]
[target_folder=ALL|DEFAULT|DEFAULT_AND_WASTEBASKET|
WASTEBASKET|WASTEBASKET_SP]
[count_only=YES|NO]
user=ログイン名
[password=ログインユーザのパスワード]
tp_number=トランスポート番号
tp_address=トランスポートアドレス |
- function
"DELETE_OLD_MAIL"と指定します。
- server
処理対象のサーバの名前、またはトランスポートアドレスを指定します。処理対象のメールサービスがディレクトリサーバに存在する場合は、省略できます。
- del_new_message
開封されていないメールも削除する場合は、"YES"を指定します。削除しない場合は"NO"を指定します。省略値は、"NO"です。
- target_folder
ALL:
すべてのフォルダを削除の対象とします。
DEFAULT:
デフォルトフォルダ(受信フォルダと送信フォルダ)を削除の対象とします。
DEFAULT_AND_WASTEBASKET:
デフォルトフォルダ(受信フォルダと送信フォルダ)とごみ箱を削除の対象とします。
WASTEBASKET:
ごみ箱を削除の対象とします。
WASTEBASKET_SP:
ごみ箱を削除の対象とします。
※"WASTEBASKET_SP"指定では、older_than(経過期間)の指定は無効となり、ごみ箱内の全てのメールが対象となります。ただし、del_new_message(未開封メールの扱い)の指定は有効です。
省略値は"ALL"です。
- count_only
削除の対象となるメール数のみカウントする場合は、"YES"を指定します。実際に削除する場合は、"NO"を指定します。省略値は"NO"です。
- user
ログイン名を指定します。ログイン名は、最長で48文字です。ログインユーザにはシステム管理者の権限が必要です。
- password
ログインユーザのパスワードを指定します。パスワードは、最長で48文字です。ログインユーザがパスワードを持っていない場合は省略してください。
- tp_number
ログイン時に使用するトランスポート番号を指定します。この番号は、TeamWARE Officeをインストールしたディレクトリ配下の初期化ファイル(to.ini)の[TOSERVER]セクションで、transportsフィールドに記述されています。以下のように記述されている場合、tp_numberには1を指定します。
[TOSERVER]
transports = 1 |
- tp_address
ログイン時に使用するディレクトリサーバのトランスポートアドレスを指定します。トランスポートアドレスは最長で128文字です。

- 行頭が"/*"の行はコメント行とみなされます。
- 空白文字を含むデータは"'"(シングルクォート)で囲んでください。
- パラメータファイルの"server"指定でサーバ名を記述する場合、Adminクライアントの[詳細情報]ウィンドウでサーバ名を確認してください。
|
以下に、パラメータファイルの記述例を示します。以下の例は、DIRECTORY SERVERという名前のサーバから、3ヶ月より前の古いメールを未読メッセージも含めて削除する場合の記述例です。
function=DELETE_OLD_MAIL
server='DIRECTORY SERVER'
older_than=3M
del_new_message=YES
user=ADMIN
password=PASSWORD
tp_number=1
tp_address=199.199.199.199 |
Copyright(C) TeamWARE Group Oy 2007 and Fujitsu Limited 2007 and/or their licensors.