TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第21章 MailArchiveゲートウェイの管理> 21.4 MailArchiveゲートウェイの運用

21.4.2 POP3クライアントからの送信メールをメールアーカイブシステムに転送する

POP3クライアントからメールを送信する方法は、SMTPサーバでsendmailが動作しているコンピュータを指定する方法と、MIMEゲートウェイが動作しているコンピュータを指定する方法があります。詳しくは、"10章 POP3サービスの管理"を参照してください。

POP3クライアントから送信したメールをメールアーカイブシステムに転送したい場合には、POP3クライアントが接続するSMTPサーバを、MIMEゲートウェイが動作しているコンピュータにしてください。

また、to.iniの[MIME]セクションにarchive_relay行を追加します。なお、設定の反映には、TeamWARE Office サーバの再起動が必要となります。

archive_relayの値には、"0"または"1"を指定できます。それぞれ、以下の動作をします。

オプションの設定方法を、以下に示します。

操作方法

  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。
  2. MIMEゲートウェイがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にある、to.iniファイルをテキストエディタで開きます。
  3. to.iniファイルの最後に、以下の行を追加します。
    [MIME]
      archive_relay = 1

    ※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下にオプション行を追加してください。

  4. to.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
  5. TeamWARE Officeサーバを起動します。

archive_relayオプションを設定していても、POP3クライアントが接続するSMTPサーバにsendmailが動作しているサーバが指定されている場合には、POP3クライアントから外部に送信するメールはMailArchiveゲートウェイに渡されません。


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