TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第16章 イベント通知サービスの管理> 16.1 イベント通知サービスとは

16.1.2 イベント通知サービスの利用イメージ

イベント通知サービスの利用イメージを以下に示します。

[図16.2 イベント通知サービスの利用イメージ]

  1. 利用者は、各自のパソコンから、今月の売り上げデータをフォーム定義に入力しメールを送信します。
    Mailサービスは、専用メールボックスにメールを配布します。
  2. イベント検出機能は、メールの到着を検出し、アプリケーション起動機能にイベントを通知します。
  3. アプリケーション起動機能は、ユーザアプリケーションを起動します。
    ユーザアプリケーションには、パラメータとして、メッセージIDなどが渡されます。
  4. ユーザアプリケーションは、JICKを利用して、パラメータとして受け取ったメッセージIDに対応するメールを取り出し、そこからフォームデータを読み込みます。
  5. ユーザアプリケーションは、TeamWARE Officeデータベースへの更新などを行います。更新結果は、メールで通知します。

※JICKについては、"16.4 ユーザアプリケーションの作成"を参照してください。

※フォーム定義の作成方法については、JICKのマニュアルを参照してください。

イベント通知サービスは、基幹業務を構築するための機能ではありません。
したがって、以下のような業務には適していません。

  • リアルタイム処理を必要とする業務
  • トランザクション量が多く、性能が要求される業務
  • トランザクションリカバリなど、厳密な保証を必要とする業務


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