TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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14.13 Internet Navigware V8.0とのシングルサインオン
ここでは、Internet Navigware V8.0とのシングルサインオンを行う場合の設定方法について説明します。
Internet Navigware V8.0とのシングルサインオン機構では、クッキーを利用しています。14.3.7で説明した"マルチサーバ構成において、Webサービスを1回の認証で利用する"場合の設定に加えて、初期化ファイル(http.ini)に設定を行うことによって、Internet Navigware V8.0とのシングルサインオンができるようになります。
ただし、以下の環境で運用することが必要です。
- 同一の利用者について、Internet Navigware V8.0でのログイン名とTeamWARE Office でのログイン名を一致させるようにしてください。
- Internet Navigware V8.0とTeamWARE Officeサーバは同一ドメインで運用してください。
◆初期化ファイル(http.ini)の設定方法
[Security]セクションの設定例
[Security]
UseCookieLogin = 1
CookieName = fj-CnC-credential
CookieDomain = .cnc.ist.fujitsu.com
CookiePath = / |
[Security]セクションの説明
- CookieNameキー
認証に使用するクッキーの名前を指定します。必ず、"fj-CnC-credential"を指定してください。
UseCookieLoginキー、CookieDomainキー、CookiePathキーについては、"14.3.7 [Security]セクション"を参照してください。
[CookieHandler]セクションの設定例
[CookieHandler]
CookieHandlerDll = tohpccckie
CryptDll = tocrypt20c
EncryptFunc = encrypt20c
DecryptFunc = decrypt20c |
[CookieHandler]セクションの説明
- CookieHandlerDllキー
"tohpccckie"を指定します。
- CryptDllキー
"tocrypt20c"を指定します。
- EncryptFuncキー
"encrypt20c"を指定します。
- DecryptFuncキー
"decrypt20c"を指定します。
[CnCHandler]セクションの設定例
[CnCHandler]セクションの説明
- CheckIpキー
"1"または"0"を指定します。
"1"を指定した場合、TeamWARE Webサービスへの要求ごとに、認証を受けたときのクライアントのIPアドレスと、現在要求を行っているクライアントのIPアドレスが一致しているかどうかを検査します。
"0"を指定した場合、TeamWARE Office でのIPアドレスの一致検査は行われません。リバースプロキシをご利用の場合など、認証時のクライアントIPアドレスと要求時のIPアドレスが異なる環境でご利用の場合は、"0"を指定してください。
標準値は"1"です。
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