TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第7章 メッセージルータの管理

7.4 EmbeddedAddressを利用したメール

EmbeddedAddressを利用したメールの設方法について例を使って説明します。

図7.3のようなサイト構成のとき、TOKYOサイトからAさんのインターネットアドレスとBさんのX.400アドレスを同報宛先に指定して、メールを送信します。Aさんはインターネットアドレス、BさんはX.400アドレスしか認識できない(定義していない)ものとします。そして、AさんがこのメールについてBさんにもメールを送信したい(全同報者へ返信)とします。このときに、AさんからBさんへのメールについて、TOKYOサイトのX.400ゲートウェイとMIMEゲートウェイを経由して配付できます。これをEmbeddedAddressと呼びます。このためのiniファイルの設定方法を説明します。

なお、to.iniファイルの変更の必要はありません。

[図7.3 サイト構成の例3]

X.400ゲートウェイは、Windows(R) 2000、Windows Server(R) 2003およびSolarisではご利用できません。


下へ7.4.1 メッセージルータの環境設定

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