マシン管理説明書 2.6

3.3.15 診断プログラム

診断プログラムの各メニューを操作する方法を説明します。

■診断プログラムメニューの表示

操作

1. CUIメニューから「診断プログラム」を選択します。

   診断プログラムメニューが表示されます。

   

■本端末で実行

操作

1. 診断プログラムメニューから「本端末で実行」を選択します。

   診断プログラムとしてFJVTSが起動されます。

2. FJVTSの画面で「START」を選択します。

   診断が開始されます。

3. 診断終了後、FJVTSの画面の「quit」から「Quit UI and Kernel」を選択します。
4. 「リターン」キーを押します。

   元の画面に戻ります。

■DISPLAY環境変数で指定したX 端末で実行

操作

1. 診断プログラムを起動するディスプレイ名を環境変数で設定します。
2. 診断プログラムメニューから「DISPLAY 環境変数で指定したX 端末で実行」を選択します。

   診断プログラムとしてFJVTSが起動されます。

3. FJVTSの画面で「START」を選択します。

   診断が開始されます。

4. 診断終了後、FJVTSの画面の「quit」から「Quit UI and Kernel」を選択します。
5. 「リターン」キーを押します。

   元の画面に戻ります。

   FJVTSの使用方法については、以下のマニュアルを参照してください。

   『SunVTSユーザーマニュアル』

   『SunVTSテストリファレンスマニュアル』

   『FJVTSテストリファレンスマニュアル』

   

   マシン管理から診断プログラム（FJVTS）を実行する場合の注意事項を以下に示します。

   • GUIメニューから、OpenWindowsインタフェースで実行する場合は、マシン管理の診断プログラムのメニューを選択後、画面に従って表示先DISPLAYを設定してください。表示先DISPLAYでは事前にxhostコマンドなどでX-Windowのアクセス許可を行ってください。
   • CUIメニューから、OpenWindowsインタフェースで実行する場合はマシン管理起動前に、表示先DISPLAYを環境変数に設定してください。

     例：setenv DISPLAY HOST_NAME:0

   • GUIメニューからFJVTSを実行したときに、X環境の設定ミス(xhostを指定しなかった場合など)から、ユーザインタフェースの起動に失敗することがあります。（その時エラーメッセージが表示されない場合がありますので注意してください。）その後、X環境の設定を行いFJVTS を再実行すれば問題ありません。