Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第5章 ワークユニットが提供する運用支援機能の使用方法> 5.2 プロセス回収出口機能の使用方法

5.2.1 概要

 プロセス回収出口は、アプリケーションプロセス終了後にアプリケーションプロセス内で獲得した資源を解放するための出口プログラムです。ワークユニット停止やアプリケーション異常などによる、アプリケーションプロセスの終了を契機に、アプリケーションプロセスとは別プロセスよりプロセス回収出口が呼び出されます。
 これにより、共有メモリなどに作成したアプリケーションプロセスの資源を解放することが可能となります。

 ユーティリティワークユニットでは、ワークユニット停止コマンドを使用してワークユニットを停止した場合、および、ワークユニット異常終了により強制停止されるプロセスに対しては、プロセス回収出口は呼び出されません。

 ユーティリティワークユニットはSolaris、Linuxで使用することができます。

 また、ワークユニット出口機能とプロセス回収出口機能を併用する場合は、実行モジュールは同一とする必要があります。


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